水色の球が浮かんでいた
すこしも動かず水色に
水色に

大雨が降ってきた
それでも球はただ在った
いや 大雨などなく

震えているんだろう?
震えているんだろう
変わらないものはないんだ

梅の花が入ってきた
クラクションの渋滞
夏日の空気が冒す
冒す

水色の球は薄れていき
大雨はまたの時まで潜んだ

ライセンス

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水色の球(詩)

私にとっての、詩を書く鍵となる
「何か」を見つける必要があるらしい。
その「何か」を見つけるにはまだまだほど遠そうだ。

閲覧数:140

投稿日:2012/04/30 20:36:32

文字数:155文字

カテゴリ:その他

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