花びらの揺りかごに
横たえた星影は
真夜中に月まで
はばたく蝶になる

鮮やかな面影も
誓い合う言葉でも
緩やかに　穏やかに
指から零れてく

Myth lay down on the moon
巡り合う　朝と夜には
Myth was around the stars
幾度馳せる星の挿話

夜の底に沈めた
追憶の灯火は
消えかけて　消えなくて
ふいに灯るのだろう

Myth lay down on the moon
褪せてゆく　記憶の住処
Myth was around the stars
幾度交わす遠い挿話

ああ　たゆたう夜空の幾億の灯（ひ）
ああ　瞬（またた）きは　また時を越える

Myth becomes light of all
月が溶ける空の色は
It's shining in my mind
微か滲む　遠い挿話

僕の底に沈めた
追憶の灯火は
不確かに　確かに
夜を照らしてゆく