淡く赤みを帯びた指
きらり微笑む青若葉
弾くおはじき童歌
錦色が舞っては揺れる水面

思う 幼いこの背の翼は
飛ぶことはない
せめて見張る色彩で

魅せる 駆け巡る駆け巡る
狂わしい速度
不安ですくむ羽を広げて
潤う 瞳には瞳には
傍ら転がる覚悟が
強く瞬きだした

ぱらりぱらりと水の玉
愉快 緑の合唱団
灰を散らした曇り空
紅の華見立てた蛇の目の傘

光る眼光鋭い鉤爪
全部 空想
遠く甘い果実でも

食らう 駆け抜ける駆け抜ける
吹き荒れる風が
期待で弾む羽を広げて
跳ねる 泥水が泥水が
引き攣るこの頬汚して
地図を描いてくれる


花びら ひらひらりきれい
夜空散らす 光る石
凍る朝にふわりふわり
無邪気 遊ぶ 笑う雪
西の果てへ落ちる夕日
ゆるり伸びる影ぼうし
秘める 想いすら

食らう 駆け抜ける駆け抜ける
吹き荒れる風が
期待で弾む羽を広げて
跳ねる 泥水が泥水が
引き攣るこの頬汚して
地図を描いてくれる

魅せる 駆け巡る駆け巡る
狂わしい速度
不安ですくむ羽を広げて
潤う 瞳には瞳には
傍ら転がる覚悟が
強く瞬きだした


(ひらがなver)
あわく あかみを おびたゆび
きらり ほほえむ あおわかば
はじく おはじき わらべうた
きんしょくが まっては ゆれるみなも

おもう おさない このせのつばさは
とぶことはない
せめて みはる しきさいで

みせる かけめぐるかけめぐる
くるわしい そくど
ふあんで すくむ はねをひろげて
うるう ひとみにはひとみには
かたわら ころがる かくごが
つよく またたきだした

ぱらりぱらりと みずのたま
ゆかい みどりの がっしょうたい
はいを ちらした くもりぞら
べにのはな みたてた じゃのめのかさ

ひかる がんこう するどいかぎづめ
ぜんぶ くうそう
とおく あまい かじつでも

くらう かけぬけるかけぬける
ふきあれる かぜが
きたいで はずむ はねをひろげて
はねる どろみずがどろみずが
ひきつる このほほ よごして
ちずを えがいてくれる

はなびら ひらひらり きれい
よぞら ちらす ひかるいし
こおる あさに ふわりふわり
むじゃき あそぶ わらうゆき
にしのはて おちる ゆうひ
ゆるり のびる かげぼうし
ひめる おもいすら

(以下繰り返し)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

陸鳥

ハチ公P様の曲http://piapro.jp/t/IZp7に応募させていただきました。

飛ぶことが出来ない陸の鳥が自分の足を信じて前に進むところをイメージして書きました。
あと、゛色彩″もテーマにしてます。
全体的に和風にしてみました。

閲覧数:318

投稿日:2013/07/27 13:42:44

文字数:977文字

カテゴリ:歌詞

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