部屋があり

僕がいた

壁と天井

それと僕

ソレダケだった


部屋にいた

僕がいた

ドアが開き

君が来た

「それだけ」だった


窓が出来

雲を見た

青と白

どこまでも

「それだけ」だった


夜が来た

燈し火は

ユラユラと

夢語り

ソレダケダッタ


”夢は何?”

”永久の自由”

”素敵だね”

”ありがとう”

「それだけ」だった


扉が出来

外に出た

広い世界

人の群れ

ソレダケ?だった


籠を見た

壁と天井

扉と窓

何処にいる?

何故いない?


自由を欲し

君は消え

僕はまた

一人ぼっち

それだけだった・・・









ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「それだけ」  募集中

内容:壁と天井だけの部屋に一人ぼっちでいるレンのもとに
堕天使(翼が無い)グミがやってきます。
グミは壁と天井しか見たことの無いレンに空や雲をみせます。
レンは初めて見る空に惹かれます。
蝋燭の火を眺めながらグミはレンに夢を尋ねます。
自由が欲しいとレンは答えます。
翌日、レンは部屋を出られるようになりました。
レンは自由を手にしますが、それでも自分は孤独のままだと知ります。
グミを求めて部屋に帰りますがグミはもうそこにはいません。

「それだけ」:詩には「それだけ」という言葉が多く出てきます。
カタカナやひらがなだったりするのはレンの心情の違いを表しています。
レンはずっと一人ぼっちだったので感情表現が苦手になっています。
だから「それだけ」でレンの感情を表しました。


また、グミ視線のものを只今作詞中です。そこにはリンも登場します。

閲覧数:109

投稿日:2011/09/22 20:30:38

文字数:304文字

カテゴリ:歌詞

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