沢山のことが
急速に巡っていく世界は残酷で
僕の彼女が体が弱く 長くは生きられないとか
幸せそうに 過ぎ去ってゆく人達と
変わっていく世界についていけなくて
ひとりだけ 取り残された気がして
何かがわからなくなって
僕は 罪を犯してしまっていた
理由を訊かれても 何も答えずにいた
僕は 外にも出られない自由の無い建物の中
世界を憎んで泣いてた
外に出ることを許された日に
彼女が 僕を連れ出した
寒い夜の中
僕らの街に着いて
古いビルの上で 街が見下ろせた
何もかもがそのままだった
僕らの軌跡がそこにまだ残っていた
変わりない世界を知った僕がもうそこに
戻れない現実が重い
世界は 変わりながらも変わらずにいてくれたのに
ひどく愚かな僕は
世界に 見捨てられた気になっていた
それだけだった
本当に僕は くだらない
どれくらい経ったか
戻らないといけない時間を すっかり忘れてた
朝の4時までに帰らないと
君とはもう 二度と会わせてもらえない
でも僕はなぜか
二人でいる安心感なのか 間に合うような気がして
4時までに帰れば 何かが取り戻せるかも
僕らの「これから」も
「さあもう帰ろうか、飛ばせばまだ間に合うよ」と
急いで借りた車で来た道を飛ばした
僕はもう 目が覚めたんだ
やり直せると思った
遠くまで来てたんだね 僕たちは
間に合いそうにない
4時に近づいてく
二人の最後の時間が過ぎてくのに
ただ僕たちは いつものように過ごしてしまった
空が白んだ頃
やっと 僕らはここに帰って来た
彼女が泣いてる
6時半
僕はこの建物を二度と出ることはなく
彼女の顔を見るのも これで…
でも 振り向けなかったんだ
ひかり
つなぐ
えがお
きみのこえ
てとて
あるきだす
きみのて
きえる
おちる
あふれる
いかないで
最後に君は
僕の背中に
一言叫ぶ
僕はうなずく
涙声
世界は 変わりながらも変わらずにいてくれたのに
ひどく愚かな僕は
世界に 見捨てられた気になっていた
それだけだった
本当に僕は くだらない
そして 彼女がどう生きたかを知らないままに
僕はただ生きて 終に死んだ
本当に僕は くだらない
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