吹き抜ける 秋風がほら
木々を茜に染めてく
思い出と 言えないような
今が舞い散る ひなか


静かに 時は流れて
知らずに 僕らは生きる
零れた昨日たちが 静寂(しじま)に消え
誰一人気づかぬまま

いつかこんな時間さえ忘れてしまうの?
何気なく訊いた君を忘れない
時が過ぎて僕たちが思い出になっても
変わらぬ青い空


せつなさが 胸締め付ける
きっと秋風のせいね
すれ違う誰かの陰に
君の面影捜す

涙が流れる度に
何かを取り零してる
無くした
ものが何か 思い出せず
寂しさに 鈍くなって

いつの間にか悲しみが僕を癒してる
薄れてく笑顔 君を忘れてく
それでいいと笑えれば強くなれるかな? 
夕陽が沈んでゆく


散り散りに砕け散った
欠片拾い集めて
昨日より遠い場所まで歩く
時は誰にも等しく
冷酷に流れてゆく
だけど優しい

何かを拾うその度
何かを落としてしまう
器用に生きられない僕だけれど
少しずつ進んでくよ

いつかこんな時間さえ忘れてしまっても
空が色褪せて 君を忘れても
それでいいと笑えるよ見上げればいつも
あの日と同じ空

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

タイトル未定

http://piapro.jp/t/qi7r にて募集中の、
se-keさんの歌詞募集楽曲に詩をつけさせていただきました。

こんな時期だけど秋の歌!
悲しくても辛くても、それでも僕らは進むのだ。
一歩一歩踏みしめながら。

15/02/27 追記
採用決定!
現在歌詞修正中です。
しばらくお待ち下さい。

閲覧数:256

投稿日:2015/03/04 01:35:05

文字数:475文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • aruruん

    aruruん

    ご意見・ご感想

    「記憶のスレチガイ」というタイトルどうですか?

    2015/02/17 21:40:05

    • 五条アリカ

      五条アリカ

      コメントありがとうございます!
      せっかくのアイディアなんですがこの曲、登場人物一人なんです。。。
      一番を書き上げてしまってから、歌ってるのが女の子なのに気づいて、慌てて女の子言葉に書き換えたという。。。
      でも、この歌詞じゃ言葉遣い違いすぎますよねぇ。すみません><

      2015/02/19 00:27:52

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