S0
終焉の神に棄てられ
朽ちた楽土よ
腐臭の雨が降る
何も要らない　だから
眠らせて
硝子細工 割れる音
さあ…
おいで　NEVERLAND


A1
この世界　全ては死者の悪夢(ゆめ)
希望の林檎　崩れてく
精神外傷(トラウマ)を抱えた天使達
穢されてもう　戻れない

B1
誘うような輝きを
見上げ生まれる惑い
失われた傷が痛む
焦がれるように

S1
地獄へと堕ちた獣よ 罪に苦しめ
茨の檻深く
黒い炎の中で思い知れ
安らぎなど与えない
さあ…
叫べNEVERLAND


A2
裏切りの欠片を集めても
この手紅く染まるだけ
繰り返す泪の中にこそ
翼在ると云うけれど

B2
濁り募る眼差しが
排除してゆく願い
咲いた薔薇はまた潰える
何も出来ずに

S2
刻まれた慟哭の過去
二度と褪せない
止め処無き絶望
弱さ苛む悪魔　訪れて
嘆きの月　満ちてゆく
そう…
嗤うNEVEREND


S3
生まれた事が
いけなかったの…？

S4
巡り逢う
愚かな私　微笑む貴方
鎖架けの棺
もしもその口接けが救いなら
貴方の手で終わらせて
さあ…
消えるNEVERLAND


【譜割り・()は一音分】

S0
(しゅ)うえんのかみにすてられ
くちたらくどよ
ふ(しゅ)うのあめがふる
なにもいらない　だから
ねむらせて
がらすざいく われるおと
(さあ…)
おいで　(NE)(VER)(LAND)


A1
このせかい　すべてはし(しゃ)のゆめ
き(ぼう)のりんご　くずれてく
トラウマをかかえたてんしたち
けがされて(もう)　もどれない

B1
さそうようなかがやきを
みあげうまれるまどい
うしなわれたきずがいたむ
こがれるように

S1
じごくへとおちたけものよ
つみにくるしめ
いばらのおりふかく
くろいほのおのなかでおもいしれ
やすらぎなどあたえない
(さあ)…
さけべ(NE)(VER)(LAND)


A2
うらぎりのかけらをあつめても
このてあかくそまるだけ
くりかえすなみだのなかにこそ
つばさあるというけれど

B2
にごりつのるまなざしが
はい(じょ)してゆくねがい
さいたばらはまたついえる
なにもできずに

S2
きざまれたどうこくのかこ
にどとあせない
とめどなきぜつぼう
よわささいなむあくま　おとずれて
なげきのつき　みちてゆく
(そう…)
わらう(NE)(VER)(END)


S3
うまれたことが
いけなかったの…？

S4
めぐりあう
おろかなわたし　ほほえむあなた
くさりかけのひつぎ
もしもそのくちづけがすくいなら
あなたのてでおわらせて
(さあ…)
きえる(NE)(VER)(LAND)
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