エトセトラ off vocal
開いて散って忘れたくないの
ずっとずっと思い出して
花束、花一つ
転げた先に割いていた
バラけたピースの一番端を
感けた先へ投げ出した
刺した花もイッタラの瓶も
あなたの物じゃ仕様が無いわ
アザレアリースは綺麗なままで
淡く理想のふりをして
落ちた雨溜まった眼
今夜も空いた穴を見ている
奈落、鳴らすなら廃れては
灯るRecordと遠く揺れる
移り、鬱る、映れ、虚ろに
心はうつらない
無駄って言ったって忘れたくないの
ずっと思い出して
有象無象な恋だからって
葬り去ったららったった
止まったように見えた時計は
やっぱり止まってたね
花束、花一つ
転げた先に割いていた
たられば問答が続くほどに
モノクロが心臓を触れる
明日渡したかったあの本も
答えはきっと知らないの
「アザレアリースよ綺麗なままで」
湿る心の戸を閉める
落ちた花弁拾い集めてた
時が置き去りにしていく
烏マスク、地雷アイライン
あざとく煎って相似の痕
エキストラもエトセトラでも
釣り、釣られ、世話も無く
無駄って言ったって忘れられないの
ずっとここにいる
有象無象の恋だけどって
引きずり這いずりらっぱっぱ
止まったように見えた時計も
過ぎていく時の中で
よくある花、一つ
転げた先に咲いていた
焦げ付いた日々で今を濁すなら
いつまでもそんな夢を見てられないのでしょう
静けさと雨が教えてくれたこと
あなたも花々の一つだと
それでも数ある花の中
二つ選びあう奇跡が
確かにそこにあったことを
この心が忘れない
無駄って言ったって忘れたくないの
ずっと思い出して
有象無象な恋だからって
葬り去ったららったった
止まったように見えた時計は
わずかに暖かくて
よくある話と呟いた
扉は開いていた
空いていた
転げた先に
咲いていた
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