貴方(あなた)と過ごしたその記憶(きおく)
今は一人で迷い歩く
独り戦う姿
月光(げっこう)の中に浮かぶ
白銀(はくぎん)の刃(やいば)を光らせる
星の降るような夜
深紅(しんく)の雫(しずく)身に浴びて
敵を斬り裂く英雄(えいゆう)は
孤高の光、流れ人
まるで輝くほうき星
貴方が歩いたどの道も
今は跡形(あとかた)もなく消えた
貴方と再び巡り逢う
今はそれだけが我が望み
周りの人は言った
彼はまさに鬼(おに)のよう
それでも貴方は満たされない
次の強さを求む
私に剣を教えてと
頼んだ時に聞いた声
今でも耳に残ってる
その意味はまだわからない
貴方の守ったあの町を
今は振り返ることもない
貴方の求めたその強さ
今は一人で求め歩く
貴方に貰いしこの命
今は惜しみなどするものか
貴方が残したその言葉
いつかその意味を見つけ出す
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