哲学者の海(UTAU)
みっつめの惨状。おもにタイトルが行方不明。
歌唱は重音テト(単独音)&欲音ルコ(♀)さんです。
【歌詞】
夏炉冬扇吹けば飛ぶよなこの軽き抜け殻でさえ
狂おしく愛しい生命儚し
千変万化移ろい続けるこの尊き世にこそ
悠久の流れを遮る手段なく
歩むは月日の過ぐるままに
進むは暗夜の夢の如く
果ては豪火の中かはたまた虚ろなる宙か
いずれ潰えるものよ形ある身なれば
果てなき欲望たゆまず足跡残すことさえ
いずれ叶わぬことよ凡夫の身なれば
Ah..
戦々恐々時を過ごすも的外れのようで
恐ろしく詰らない世界となろう
酔生夢死な一生もあながち悪くないようで
そう時を過ごしたいとただ口にする
瞳は赤々希望灯して
心は黒々煤を詰めて
この懊悩を引きずり方々を旅すれど
遥かに見ゆるは何処の国か
この霄壤を愛しこの蒼茫を愛せど
近しく聞こゆるは誰何の声か
唯一つ唯一つ紛うことなき命
終焉を持ってこその形なれば
ただただ励まん善行悪行恣に
光潰えるその時を迎えるまで
Ah..
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