24時過ぎて まばらなホーム
回送列車が過ぎるのを眺めた
褪せた色をした缶の微糖が
疲れ切った体に溶けてく
誰のため? 何のためなの?って
時々ふと思う
あてどなく 意味もなく苦労が
したいわけじゃなく
終電間際の駅のホーム
空振った一日の終りで 泣きそうになった
報われたいのと願う
わきまえられる大人には なりきれない夜
苦労話にしかなれない今日が
隙間ないほど日々を埋めた所為
流し聞いてた優しい歌が
疲れ切った心につけこむ
誰のため 何のためにも
なれない気がしてる
果てしなく だらしなく
ただ その場をしのいでる
終着駅のない自問自答に
割り切った言葉並べて 飲み干したら
正しい大人になれる?
知ったふうなこと言うだけじゃ
変われないけど
誰のため? 何のためなの?って
いまだにふと思う
明日のため 生きるため 以前の
理由をさがしてる
10年先の未来でも私、
わからないままで暮らしているのでしょうか?
最終電車が来てる
振り向けばほら もうかえれないルート
わきまえのない子供では いられない夜
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