prologue

真っ更な世界で二人きり 最初二人の手で積み上げた街が今
管理者の君がいなくなってなって 住人の僕だけが残りましたした

街から灯は失くなって 風染み渡る音すら終わった君の世界でほら
住人の僕は寂しくなってなって 君のくれた感情に問うの


「君のいない君の理想から 君の明日（みらい）を見て私は幸せ？」

…歌うことしかデキナイから

　君を満たすのがデキナカッタから―


誓い 願い 全て失い 君といた世界で 歌うのは
イタイツライ 何もトドカナイ
祈った 囁いた 歌詞（ことば）は

枯れて 堕ちて 全て閉じて それでも感情だけが 残るのは
メマイ癒エナイ 何もミエナイ
拾い上げた過去（みらい）の地図は―

Ah


初めての日くれた言葉を
私を連れて見せてくれた景色を
君に触れ揺れ動く心の意味を

理由もなく歌い続けたあの過去は

無限の青 突き抜く磁界は？
未知の夢へと走る この2つの線（レール）は？
朝目覚める 君のかおりは？

確かに全てここに存在した―


君の過去に私を置き去りにしてあなたは幸せ

…声にかたちはないから

　私がいる理由は、もう―


誓い 願い 全てほの暗い 君のいた世界で 流すのは
ナミダ キオク 何もイラナイ
祈った 囁いた \u5947\u8de1は

枯れて 堕ちて 全て閉じて それでも君の笑顔思い出すのは
キズワ癒エナイ 何もカンジナイ
君と奏で続けた過去（みらい）は…

あの日の愛は…

Ah

ねえ行かないでよ

Ah