騎憂秘兎ノ矢【猫村いろは】
『騎憂秘兎ノ矢』
曲・詩 鳥飼ともる
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水面に浮かぶ笹舟
流るる流るるゆらゆらと
紙切れ運ぶ夢さえ
及ばぬか細くたらたらと
仰いだ空の広きこと
振り向く儚きこの身なり
秘めたる想いは募りゆき
恋は戦とうけたまわり候
弓よ弓よもっと飛べよ
この胸の想いを携えて
君に君に届くならば
三十三間(さんじゅうさんげん)通したる!! 矢!!
貴方は知るよしもなし
過ぎゆく過ぎゆく しゃらしゃらと
詩など交わしたくとも
はしたなき事よ はらはらと
重ねた日々の長きこと
会えなき一夜は千歳なり
花と散りなむこと知れば
恋も戦とあい分かりて候
弓よ弓よもっと飛べよ
伴天連の書には書いてたぞ
片喰型の鏃持て
心の臓射抜けば恋となる!! 矢!!
弓よ弓よもっと飛べよ
伴天連の書には書いてたぞ
片喰型の鏃持て
心の臓射抜けば恋となる!!
弓よ弓よもっと飛べよ
生霊となりて一文字
受けよ受けよ我が想いを
南蛮渡来のこの秘術 矢!!
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