掌舞い降りる粉雪
君は空を見上げ何か言った
何かと聞きたくて眼を見る
けれどそれは遥か彼方に消え
流れる回想の中
確かに今と違う君は
そのとき僕の手を取り
体温を確かめ合った
静かに笑う君から逃げてく白い吐息
微かに伝わる心の変化と穏やかな終末
無数に舞い降りる粉雪
君は僕の肩の雪を掃う
凍えるような寒さに
思わず首をすくめた
君との微妙な距離が
僕をループに嵌め込む
静かに笑う君から逃げてく白い吐息
確かに笑う君から感じる閉塞感
微かに伝わる心の変化と
静かに笑う君から感じる穏やかな終末
さらさらと舞う
ふわふわ堕ちる
ゆらゆら揺れる
でも触ると消える
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