凱歌
凩(こがらし)の隙間に煌めいた星
凍てついた輝き砕け散った美しく
青白く浮かんだ癒えぬ傷から
溢れだした祈り鮮やかに咲いた
ああ 闇に穿つ(うがつ)
ああ 擦り切れた声を
赤く染まる空 手を伸ばす
汚れても(けがれても)力強く
始まりへ続くならば
響き渡る星たちの歌
嘆きさえ土に還し
千切れた慰め秋に手向けて
羽撃く(はばたく)星座清らかに
高みへのぞむのでしょう
想いは今焔に変わり
燃え盛る命の火で
夜空を激しく焦がす
最果てまで導く光
汚れなき白い翼
翻して(ひるがえして)駆け抜けよう
響き渡る凱歌は永遠に(とわ)に
その歌は紡がれゆく
すべてを弔う(とむらう)旋律
彼方へ
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