クロニクル


人もまばらになってきたし 実は 君に内緒にしてきたことがあるんだ
眺めは変わったけれど 今日も歩道のランプは 日暮れ前に 水面に入り込んだ

悶々してる間に 段々時は過ぎて
「それ勝ち取った日々だよ!忘れないで。」

街に灯る今夜の明かりだってさ 瞬きもしなくなったけどね
「褒め続けるからね!呼び続けるからね!
アナタが照れたって、逃げたって、何かにつけて!」

煌々と今夜の明かりたちは 一層鮮やかに輝いていくね
色味を変えながら 命のある限り
続いていくんだよ それが君のクロニクルさ


コトバって 増えるほどに 何故か
大事なことを 憧れを 遠ざけてしまうけど
めまぐるしい時代(とき)だから 誰も気にしてないさ
僕らが今抱いてる気持ちも

散々ざわめく通りを しんしん濯ぐように
水面はキラキラ 揺らぎ続けて

街に灯る今夜の明かりだってさ 熱も匂いも生まないけどね
「遊び尽くすからね!さぼり倒すからね!」
そうさ いつかまた 振り返る その日のために

煌々と今夜の明かりたちは 一層先鋭にさざめいていくね
「味気ない…だなんて言わせないからね!」
永劫続く 伝え切れない日々を

引き返せない億年の旅 繋がれてきた灯たちは
ふてくされた日も 言い噤んだ日も 枯れたことのない 光の奔流

そこから溢れた明かりたちは 明日の希望の申し子たちさ

傷つけあった日も 確かめあった日も 出会いも 別れも 再会も
「全部、私たちのクロニクルさ!」

クロニクルさ

さあ…!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

クロニクル

閲覧数:267

投稿日:2017/07/01 21:37:01

文字数:650文字

カテゴリ:歌詞

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