ロンググッドバイオケ

furay

ロング・グッドバイ

抜けだした固いベッドの上
やっと気づく着信ランプ
じっとそっと足元を見つめ
ドアの鍵を開けたんだ

冷たいはずのただのハコ
握り締めていた僕の手
ここに残る君の声応えたいから

聞こえるだろう　手を振る僕の声
見えなくたって　君は
ほら　見つけられたろう
この手を離さない　君と二人走る

甘えて握りしめていた手
ぎゅっとぎゅっと睨み付けて
ずっとここで足踏みをしてた
大事なもの忘れない

声にならないこの言葉
伝えきれないこの思い
君にまた会う時のため止まれないから

君の背中　追いかけて走るよ
届かないとしても
いつだって僕は前だけを見つめて
進み続けるから

※
聞こえるだろう　手を振る僕の声
見えなくたって　君は
ほら　見つけられたろう
この手を離す時　僕は一人走る