見上げた空に
聞こえた声が
悲しすぎて
逃げそうになって

開いた目に
写る景色が
悲しすぎて
心を壊しかけて


そこで泣いているなら
拭わせてください
そんな小さな欠片たちが
一つに大きくなっていく


嘘も欺瞞もない
まっさら思いの束は
少しでも出来る事
探して立ち上がる

その手を握らせて
まっさら思いの束が
乗せるメロディ
諦めないで下さい


暗い部屋に
聞こえる声
少し震えて
俯きかけてて

逸らした目が
見せた景色に
変わらない
闇が広がってて


目を閉じるしかないなら
叫んでください
その声がまた歩き出す
未来(あした)をその背に乗せ

笑顔見つけるため
まっさら思いの束は
絶望を押し返す
壁になるために立ち上がる

その手を掴ませて
まっさら思いの束が
叶えたいメロディ
その手に温もりを


瓦礫の中を進む
その勇ましい足を
眺めることしか
今は出来なくても

確かな声だけを下さい
そんな願いが今
風に消えそうに
なっていても


嘘も欺瞞もない
まっさら思いの束は
その場所に届けたい
気持ち握りしめ動き出す

その手に触れさせて
まっさら思いの束が
伝えるメロディ
孤独なんかじゃない