タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(11)
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満月はお見通し
窓の外を見れば 校庭の隅
シャトルランで苦しそうなあいつの表情
密かに恋をしてる 君とすれ違った
視聴覚室の前 僕は目をそらした
お日様はそっと 雲がかり始め
憂鬱をそのまま 映していた
廊下に響いてる 誰かの笑い声
にわか雨にも イラついた不機嫌な午後...満月はお見通し
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満月はお見通し
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虹色スケール
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今宵もルナに祈りを
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碧い星たちが 夜空のカーテン
ひとつひとつと剥がれ落ちた
コテージのそばでは 旅人の宴
優しいランプの灯火 ゆらめく 陽炎
樹々の精霊 眩いシルエット
月のゆりかご 揺らしてる
琥珀の街道 折れた銀の剣
名も無きワルキューレの魂 眠る 儚く
湖の対岸 踊り子の影
ラピスラズリの蝶 妖しい燐光(ヒカリ...今宵もルナに祈りを
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false dichotomy
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誰かに連絡したい夜も なんとなく迷惑なんじゃないかと
思い始めたらそのまま結局 誰にも連絡出来ず夜が更ける
なんと臆病なこと いつも通りだね 紅茶でも淹れようか Oh oh oh
テレビで政治家さんが討論 良い悪いの判断は別に
相手が話し終わる前に反論するやつは 馬鹿なんじゃないかとか
シンプルに...false dichotomy
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Ah 部活の帰りは夕暮れ涼しげ
そう 明日もこの道この時間
歩いて過ごすよ バカなメール返したりして
イベントがない時期は退屈に思えるよ
クラスメートが後輩の子に告られたんだとか
「うぇーいwwwwww」とかからかいながら
自分はなぜだか勝手にブルー
走り出すグラウンドには 夢と不安が交錯(まじ)る...ガムシャラン
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ガムシャラン
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在るはずもないセカイ
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錆びた弦のまま かき鳴らしたギター
倍音はアイロニー たっぷりに響いた
南の窓から ミルクをぶちまけて
広がる夜の闇 打ち消したかった
つまづいた僕への 手紙を書いたよ
あの場所の僕に 今なら伝えられる
遠回りをして 見てきた景色も
何一つとして 無駄なものなどないということ
五角形の空に コイン...在るはずもないセカイ