美翔安もかの投稿作品一覧

《S》
景色が灰色に染みていく
僕を嫌って廻る世界
息を止めてみたくてさ
揺れ出す今日 片目で見たんだ
《A》
ナイフが刺さってもう
抜けないんだよ
笑顔の仮面で固めた心ごと
ステップが聞こえるね...

揺蕩う現世に微睡む
貴方を映すは花筏
すり抜けた記憶が閉じ込めた
永遠に繋ぎ往く歌
微風が揺らす微笑みから
貴方の欠片を幾度
心覚えになぞっただろう
溢れる露飲み込んで
追憶に酔う
縋った（あの日の）...

心から散らばった音
数えて溶けた夢の国
私はどこ？君はだあれ？
想いの欠片流れてく
夜の迷路は楽しいの
月が導くパレードに
ふわり 風と くるり 踊る
見知らぬ君の手をとって
きらり 笑顔 胸が鳴る
星が照らす君の音色...

心から散らばった音
数えて溶ける静寂には
愛しい記憶 映す夜空
破けた欠片かき集め
夜の迷路で無くしたの
月は答えを知らないわ
闇の底で踊る影は
出逢えぬ君の手に焦がれ
揺れる世界で明日を魅る
星が照らす君の音色...

《1A》
K:
並んで歩く それぞれの旋律の上
手を繋ぎ
M:
違う色でも混じれば生まれるハーモニー
描く世界 不思議と同じなんだ
《1B》
K:心響く M:初の音は
K&M:笑う星に弾けて 歌ってる...

《1A》
そっと溢した心の音
きっとふわりと溶けていく
やっと掴まえ 「私はだあれ？」
ゆらり 夢の遊園地
きゅんと鳴るのは胸の声
ぎゅっと握った君の手に
きゅっと結んだ口から落ちた
ぽろり 想いの欠片たち
《1B》...

【1A】
気づかぬフリしていたんだ
自分の弱さから目を背けたまま
見上げた空 眩しすぎて
消えてしまいそうな幼い僕だった
前へ一歩 踏み出すこと
それさえも怖くて怯えたあの日は
渇いた喉 落ちる呼吸
変に引っ掛かって泣きそうだったよ
【2B】...

【1A】
出会えたことが奇跡なんて
思いはしないけれどね
君の音に惹かれて惑う
答えの無い迷路みたい
ふらり ふわり 微笑み浮かべ
コトンと墜ちた心ごと
秘密 全部 宝箱の中
隠し事は得意なのよ
【1B】...

【A】
心が音を立てるんだ
崩れた赤い実みたいに
約束忘れてしまうなら
この手で塗り潰せばいい
【A'】
さして悲しくもないのに
涙が出ちゃうのなんでだろ？
ぐちゃぐちゃ頬張るキドニー
何の味もしないんだ...

【A】
誰がために祈るのか
幾億の星は
墜ちゆく音に揺れて
永遠の夢を歌う
【B】
紡がれた記憶の向こうへと誘う風
偽りの奇跡に咲くのは何？
【S】
目覚め辿る木々の声は...

【1A】
眠りたくなって叫んだんだ
迷路の先無くして佇む
幼い僕を見つけ出した
遥かな光は温かくて
【2B】
幾度朧気な朝を明けた？
掠れた旋律だとしても
立ち止まらないと決めた
変わらない明日もまた...

【1A】
ベッドでお日様に挨拶
交わして始まる今日も一日
寝ぼけ眼でも午前の
ティータイムなんて洒落こんでいこう
【1B】
木漏れ日 歌う時間中に
深呼吸でもやもやとダンス
【1S】
笑顔 空に 向けて送ったら...

【1A】
追いかけて信じた眠りの世界
行き先なくし入り込む家
奇妙なメアリアンは語りかけた
「始まりの合図を見つけてごらん」
鍵を見失う分かれ道へ
道標は狂った羅針盤
終わらないお茶会に囚われて
時計仕掛けの甘い物語を演じよう
【1B】...

聞き覚えのある懐かしい声が降ってきた雨の日に
傘に落ちる雨粒が心地好く染み込んで
曇り空の下でも変わらない君の笑顔をずっと
守りたいと願ったあの日は思い出へと
傘を閉じて滴る雫
まるで君の涙のように
美しくも切なく煌めいて
濡れた君の髪に口づけを残して
「さよなら」は言わないよ
雨音が君の声を消して...

ありふれた空間 どこにでもある部屋
12時告げる真夜中の音
太陽昇り陰縮まる
今日も始まるSECRET PARTY
世界が回る すべてが変わる
月の明かりも星の煌めきも
今は特別なMIRROR BALL
知らない人 知らない言葉そんなの関係ない
どこからか聞こえるRHYTHMに身体揺らして
さあ 踊...

血の縛りは二人を裂く花
神に背く背徳の調べを
悲しみに泣いたあの日が
忘れられない記憶を呼び起こして
許されないと知りながら
かじりついた禁断の果実
結ばれない運命でも
どうか一夜だけ夢を魅せて
甘いその瞳の奥に密かに揺れる熱情を
抱きしめた夜さえ消されてしまうとしても...

焦らされた瞳の奥に
私だけを入れて
啄んだ口唇に
甘い口づけを落とす
囁く誓いの言葉は
心さえも縛り付け
抗うことのできない
二人だけの蜜の夢へと
噛み付いて貴方の印を
結んだ偽りの赤い糸...

当たり前が簡単に壊れてしまうこと
あの日の私はまだ知らなかった
大事なものを失うことを
こんなにも恐れることはなかったのに
一遍にして変わってしまった
私の生きていく運命
部屋で一人流した涙は
誰にも知られず消えていくの？
抜け出せないループの中で
いつも遠い未来夢見てた...

お母様の言い付けで
町に買い出しに行ったとき
人々に囲まれた王子様に
一瞬で恋をしました
明日あのお城で
舞踏会が開かれるらしい
招待状を送られたのは
町の若い娘達
お姉様達のドレスや靴を
揃える私は屋敷でお留守番...

メイン：◇◆のツイン
コーラス（高音）：（）内と☆
歌い手：メインとコーラスの計3人
◇いつだって僕は知らないで
君を傷つけていたの？
◆くすんだ空が映し出した
色のない僕等の心
◇流れた時は夢の如く残酷に
◆共に見た景色は思い出の果てへ
◇何も伝えられずに たった一つの言葉さえも...

泣き虫なのよ 昔から
そんな私を守ってくれる？
おばけとか苦手 怖いじゃない
痛いのも嫌い 当たり前よ
暗いところでは 目をつぶって
隣にいるあなたの 服の裾をそっと掴むの
あなたが頭をなでてくれると
なんだかとっても安心する
私を包み込んでくれる
その大きな手が好き...

あの日聴こえたメロディーは
永遠に流れ続ける
暗い闇の中 光は閉ざされ
冷たさだけが存在していて
寒さに凍えるだけの私は
まだ優しさを知らなかった
「けして一人にはしないよ」と
あなたは笑っていたのに
私を一人ここにおいて
どこかに消えてしまった...

【1A】
澱んだ世界に埋もれていたあの日
温かな手が僕を導いた
掬いだされた奇跡を道標に
ここまで歩いてきたよ
描き出された新しい世界を
この瞳に焼き付けて仰ぐ空
どこまでも透明で深い情景に
君を映して 前を向けるから
【1B】...

あの日生まれた僕等は
生きる意味と理由を探して
果てないこの世界の中の
こんな小さな場所で出会った
初めは知らない赤の他人で
それでも生きる世界は同じで
遠いはずなのにいつのまにか
こんなにも近くにいる存在になってた
運命で偶然で
奇跡で必然で...