桃華なゆた・灯下箱の投稿作品一覧
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【サビ】
溢れてる 人の中で
いつだってひとり
私 まだ 眠れずに
ここで 泣いている
【A】
ゆっくりと 進む 針
止められなくて
君の 足跡 辿り
どこへ行こうとしてた?...空降る朝
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【A】
拝啓 木々も色づく この季節 (4-7-5)
あなたは 何しておられます? (4-9)
私はここで 文綴り (7-5)
あなたを思い えがきます (7-5)
【B】
木々が揺れ 花は堕つ (5-5)
木枯らしは すぐ近く (5-5)
【サビ】
遠くへ行かれた あの背中 (8-5)...拝啓、まちびとさま
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【A】
てふてふ追いかけ 迷いこむ
ここはいわゆる 迷い森?
せかいがくるくるまわってます
あらまぁ もしもし まいごです?
【B】
目の前 とんでく てふてふさん
追いかけたくて うずうずだ!
【サビ】
ふんわり てふてふ おいかけて...てふてふわるつ
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今まで閉じこもってきた
私だけの 地べたは
空すらも見えないような
ちいさなちいさな 世界でした
「此処を出ることを怖がらないで」と
風が涙をそっとふいてくれた
そっと 空の在る場所へ
足を踏み出すの ”大丈夫”
この青空の下
あふれ出す涙がとまらない...たいとるないよ
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【A】
極彩色で 途切れる世界
千切れたココロを 再起動
自分 私 僕 俺 どれ?
対人関係 融通利かずに
顔つき合わせた 私とワタシ
自分 私 僕 誰 ダレ?
【B】
鏡の底 蠢いてる
閉じ込めた 衝動...to be continue
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【A】
いつしか 喜びすらも
取りこぼして 壊してしまうの?
さよなら 言えないままで
背中向け 去っていくなんていやだよ
【B】
ねぇ 痛んだ時も
そう かわらないもの
きっと やさしい笑顔で
拭ってこれたから...やさしい
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【A】
まぼろし朽ちて 泡に消え
夜に堕つ涙 ともしびに
あなたを忘れた この瞳
抉り出し含み 嚥下して
【B】
あの日失った 優しさを
追って走って 躓いて
琥珀色の壁 隔てても
あなたの温度を 求めてた...ウタカタ
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【A】
この箱の中に
何があるのか
わからない
僕らの心
何処にあるのか
わからない
【B】
遠回りしないで 生きてくのって
意外とむつかしい むつかしいのさ...パンドラボックス(暫定版)
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【A】
やぁ 君の世界は どうだい?
僕の世界は 今日も「平和」
2.0の視力内 そんな世界が僕の全て
どこか遠くのことなんて 別の世界の出来事なんだよ
【B】
「ゆっくり進めばいい」 なんて
弱い奴の 言い訳だ
【サビ】
僕の世界は「-(ハイフン)」...「-」(ハイフン)
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【A】
新しい世界 見えてるかい?
あの青空の むこうがわ
一枚の空を 隔てても
この声の届く 場所はある?
【B】
挫けそうな夜には 歌え
繋いだ手だけが 真実だ
【サビ】
難しい問い 痛い障害...jump!
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【A】
迷い果てた 森の中
滲む痛み どこ行こう
記憶に笑顔 焼きついて
はがしたくても はがれない
【B】
ゆらり 大気 揺れて
あなた 探し 迷ひ
【サビ】
遠く あの家 尋ねに行こう ...マヨイガ
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【A】
もうお別れなんて 嘘みたい
寂しそうに 笑った顔
そんな顔 みたくないよ
【B】
離れた手 遠くなる電車
見送って 願うの
”どうかわたしを 星にして”
【サビ】
きらきら 眩く光って ...きらめきぼし
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【A】
誰も気づかないの 私の嘘
茨で囲って隠蔽 見つけられる?
【B】
私のこと好きなら 見抜いて見せてよ
嘘に埋もれた ”本当の私”
【サビ】
嘘に嘘を重ねて 今更脱いでも寒くて
凍えるくらいならと また一枚重ねる
私だけひとりきり とりのこされて...嘘めぐり
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【A】
ふにふに猫さん こんにちはぁ
今日も変わらず お元気で
にゃあと鳴いてくださいな
無理だなんて けちんぼです
【サビ】
気まぐれ猫さん 去っていく
しっぽをふりふり どこいくの
空の続く 場所ですか?
私は行っちゃ だめですか?...ふわふわたんけんたい
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【A】
きれいな 草原にでかけたんだ
スキップして でかけたんだ
花は咲いて 虹はかかる
そんな 草原にでかけたんだ
【B】
君もくればよかったのに
少し残念です
きれいなきれいな 場所なんだけど
【サビ】...君におみやげ
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【A】
今 瞳が開いて きみは呼吸を始める
大地の躍動に 重なる心音
わたしの心へ 届いていくの
【B】
穏やかな きみの寝顔
いつまでも 変わらぬよう
【サビ】
泣き叫んで 存在を謳う
大丈夫 世界はきみに 優しいの...good night(修正版)
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【A】
一人きりの夜には そっと口ずさむの
1フレーズ 繰り返し ぐるぐる
いつかあなたに届くのかな
【サビ】
今 発信するよ テレパシー
歌になって とどけ
あなたに降り注いで 告げるから
私は負けないよ だからあなたも強く在って
【A】...箱庭テレパシー
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【A】
柔らな春越え やってきた
君に会える 夏休み
涼しげな音で 夏告げる
水色風鈴 眺めてた
【B】
ちりちり ちりちり
君 訪れ
ふわふわ ふわふわ
騒ぐ きもち...恋夏
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【A】
思いが途切れた 向こう側
君はただただ 泣いていた
そんなところにいかないで
こっちへ早く 戻りなよ
【B】
どうして伸ばせない 指先
君が泣くから 踏み出せない
そんな足なら 壊れればいい
【サビ】...現在過去進行形。
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【A】 リン
上手くやっていくためにはさ
ギブアンドテイク ねぇそうでしょ?
【A】 レン
もらってばかりの僕からさ
君にこの歌 プレゼント
【サビ】 リン
君が隣にいるから あたしなんとかやっていけるのさ
右も左もわからない まっくらやみの中だって
手を繋いで笑い合えば それでへっちゃら無敵だよ...マイ スーパー!
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【A】
一人の世界に 差しのべられた腕
雨で閉じられた 世界の終焉
【B】
孤独で囲った世界に 舞い降りたヒカリ
「おはよう」 何度だって言ってよ
【サビ】
「Helow world」
――今 出会えた 私の世界
「Dreaming world」...Helow world
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【A】
増えたろうそく 嬉しくて
手を取り合って はしゃいだの
まっすぐ明日を 見つめてた
振り返ることは しなかった
【B】
二人で乗った 三輪車
今は壊れた 三輪車
【サビ】
早く大人に なりたくて...ゆうやけひとり
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【A】
あなたの言葉ひとつで
溶解していく世界
いつだって瞳のかなた
私は夢を見るの
【B】
仰いだ空は
私包むふりして 頭から食べていく
いっそこの思いも 全部食べつくして
【サビ】...れ ん ご く
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【A】
蒼い鳥が告げる さよならの合図
閉じた胸は開かないまま 音を止めた
【B】
殴るように描いた旋律は 歩く速度に似ているけど
重なる足音がどこにもないのは 何故
【サビ】
白く染まりゆくあの空は 約束を放り投げた
抱いた花束は冷たく朽ちて
最後に泣いていたのは誰...さよならの青い鳥
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【A】
転んでは立ち上がって 歩いてきた
おかしいな 膝のカサブタ 剥がれても
今日も世界は 罪まみれ
【B】
右を向けば 白く塗りつぶした虚像
左を向けば 黒く塗りつぶした孤独
あんまりに怖いから 目をつぶって
それでも消えない 痛い視線
【サビ】...カサブタ
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【A】
・リン
夕方終わりゃ 店じまい
夜は獣の通り道
・レン
帰りなさい 帰りなさい
子供は早く 帰りなさい
【B】
・リン
風吹けば 舞い上がり消える 笑い声...夜狐忌憚
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【A】
お気に入りの雨傘の 出番はしばらくなさそうです
綺麗に咲いた 向日葵は
あなたのくれた ものでした
【B】
高く育ったその花を 君に見せたくなったから
最終列車に飛び乗って 君のもとへと今行くよ
【サビ】
がたん がたん
電車と心が 一緒に揺れる...ひまわり最終列車
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【A】
リン・レン
「伝えたい もの
まだ わからないけど
この胸に 溢れる
音 コトバ
止まらない」
【B】
リン「君に」 レン「空に」
リン「明日に」 レン「夢に」...コトノハ
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歌うことだけしか知らなかった私は
ただこの喉を震わせた
次第に組みあがったそれは
プログラムなんかじゃなくて
「ココロ」って名称の曖昧な副産物
ねぇ 結局 何が 大切だったの
ねぇ 心 疼くの どうして
壊れたマイク握って
廃墟のステージにあがって
私 今から歌うわ...それでも在った” ”
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そして彼女が残したのは