投稿作品6作品
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何も見えない夜空に
例えば願掛けしてみて
それがどれ程の価値を持つのか
きっとアタシには怖くて出来ない
何も言えないよ何も見れないよ
縋ることなんてきっと出来ないよ
自分にだってちゃんと
答え 見えているの
それが不可能でしかないこと
そんなもの きっと晒せない...知っている答え
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ぐるぐると渦巻く気持ちを
何処へ吐き出せばよいのかと
あても無いのに飛び出した
寒い夜
月明かり
僕はヒトリ
がむしゃらに走って
息も忘れるほどの全速力
脳に酸素が回らなければ
何も考えなくていいような気がして...闇色冒険記
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理想と現実の格差に
絶望という挨拶をして
僕らは朝日に背を向けた
その辺に転がった
報われない優しさは
灰色に紛れて
消え去ってしまうのでしょうか
何でもないよと
ただ笑って突き放して...Mixture
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廊下でふとすれ違う時
同じジュースを飲んでいた時
きっと今までに無いくらい
ささやかで最高の幸せ
その笑顔を見られたら
今日は一日最高で
だけどその度に
桜が嫌いになりそうです
大好きな淡いピンク色した
たとえばこの気持ちのようなのに...Girly
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意地を張っているとか
強がっているんだとか
不確かな意見を
建前に晒されて
どれだけ孤独であっても
寄りかかる所が無くても
この全てを犠牲にしでも
守りたいと願ったから
真っ直ぐ過ぎるから
たまに思い切りぶつかって...Cry
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無造作に投げ出した靴
蹴り飛ばして昨日に置いてきた
いつまでも目覚ましは鳴り続け
警告もさながら夢の国へ
君がくだらないと言った世界は
今でもとても輝いていて
穢いものが無いわけじゃないけど
ただ空がとてもキレイだったから
裸足で駆け出すほどの
勇気は持ち合わせていないけど...Candy Box