埖寺

十ニ階のビルから
靴を置いて飛び出した
命とか人生とか
背負ってるもの全部擲って
僕が死んでも世界が続いて
好きだった人も嫌いな奴も
変わらず生きているっていうなら
その記憶を無かったことにして
まっさらのさらにしてしまおうよ
恥ずかしい過去の自分も...

彼と付き合ってはや二年
色んな所に行ったね
遊園地 猫カフェ 温泉デート
あんなに楽しかったのに
秘密なんてないって
そう思ってたのに
相手がいるだなんて
そんなこと知らなかったな
ドアの隙間から見えたの
あの男...

今日の天気は雨模様
冬にぶり返したような 寒い一日さ
こんな日はバイクで走り出したい
どいつもこいつも
自分のことばっかで 優しさもありゃしない
耳に渦巻く僕への「否定」を
取り払って潰して自由になりたいな
ねえ身勝手を許してくれよ
Oh 嫌いたいなら嫌えばいいさ
アンタのことなんか知ったこっちゃね...

イケてる系男子なので
顎に手を添えて
芥川（センセイポーズ）で 云ってみたい
『月が奇麗ですね』
え？ え？ え？
其れは夏○漱石？ そんなのは良いさ
カッコいいに時代は問わない
3・2・1はい！
僕と一緒に 恋愛しませう
この胸の炎は貴女が...

最近のネット事情
民度が低くて困っております
言いたいことも言えない
こんな社会に誰がした
ツ○ッターのフォロワー自慢
どうでもいいことにリプの嵐
ネット向いて無いんじゃない
何処のお偉いさんですか
ネットの情報鵜呑みにした
知ったかブログを書く阿呆...

UTAUのキャラデザ（原案）＆設定置き場
※中の人は決まっていません
【ストーリー系】
●メメ・アンデル
【メメント・モリ＝死を忘れるな】
性別 女
年齢 18歳
身長 140.8cm
体重 40kg
髪の色 ピンク...

すれ違う君と
気付かない私
一つの駅を挟んで
冬の街へ飛び出した
このまま私達
同じ星見たまま
美しい明日へ
駆け抜けてくんだよ
心がモヤモヤ
好きと違う感情...

【木樵】
▼わたくしは裏山で
杉を伐っておりました
すると山陰の藪の中
死体があったので御座います
【旅法師】
▼関山の方へ歩いて参った
前日に遇った女と馬
やれやれ 何とも申しようない
気の毒な事を致しました...

救いのない都会の喧騒で
今日も
死にたいと口にする
人のいない道路脇に
陽が差して 何気なくアメを食べる
居場所が無くなってしまったな
誰も助けてくれないんだ
死にたいっつったら
助けてくれる
そんな奴らが大好きで...

僕の行き場のない
悲しみが 一つの歌になって
雨を降らせる
君の行き場のない
悲しみが 一つの花になって
大地を震わす
世界中 花で
埋め尽くされるが善い
悲しい感情が
花になれば良い...

“いつの日か誰も知らない”
空に浮かぶ鰯雲
何処を迷っているのやら
山の端はもう色付いてきた
涙がはらはら落ちた
通い合った心も
秋紅葉 色褪せるよに
無彩色になって消えた
恋も歌も釣瓶落とし
笑い合ったのはいつの日か...

窓硝子に映った
破片
飛び散る刹那の
感情
君の瞳に写る人は 僕じゃない
胸に秘めてた片思い
もう遅いんだ 戻れない
もう遅いんだ
あ あ 愛した人よ
あ あ 愛した人よ...

病床で見た 秋麗（あきうらら）
小窓の奥の世界 帳が落ちた
僕のいないこの街は
今日もいつも通りです
テレビから聞こえた
戦火 喧騒の声
そうとも知らず鳥は囀る
紅茶を飲む
黒い雨が君を覆い
君が生きた痕を奪ってく...

授業は退屈で
時計と睨み合いっこ
ふと斜めの席で君が
口を開けて寝ていた
夜更かししたのって
聞いてみたけど
「覚えてない」って言って
「それよりさ」って言って
参ったな
一年三ヶ月の回答を...

暗闇に光るライト
夜景に聳えるビル群
舞台は幕を開ける
チェックメイト お二人様
背に付いた唇の痕をなぞって
全てを支配する
貴方は今日も同じこと
何処かでしているのでしょうか
華奢な身体 赤ワイン
背伸びした君が言う...

A
若しも 君に 僕が触れられたなら
若しも 君の目に 僕が映ったら
移ろう景色も 群青の空も
今より色付いて見えるだろう
B
恋愛話は 虚空に消えた
望まない 願い事はしない主義なの
君の 代わりなんて 務まらない
S...