以下余白

私のピンク色
結局褒めてくれない人
神様なんかじゃないわ
ちゃんと風は
吹いたのかな
また駄目だなんて想定内だったでしょ
じゃあ次はどうする？
優しさも愛も教わってないから満たされ方がわかんない
また明日でお別れするのがこんなに難しいなんて
おはようもおやすみもいつから言えなくなったんだっけな...

目に映った朝焼けは
世界が終わるみたいで
午前四時
眠れない
まだ心臓は
燃えるような痛みで
歩き出せば全てが
想い出になって流れて
苦しいも悲しいも
要らない僕も...

どうかしてんね
ひらいて
教科書何ページ？
焦燥感誤魔化して
花瓶に花
きたない言葉見せないで
登校拒否
無限ループドラマ
深夜のコンビニエンスストア
快速電車...

目が覚めた
フィクションから
フィルタの向こう
何にもないの
雨空と低気圧の所為
動けなくて
それでも胸を焦がすの
叫んでいるよ
苦しいけれど
君との想い出紡ぐんだよ...

揺れる影法師
流れる景色
煌めく水面
割れた水槽
忘れないように
今日も瞼の裏に描いた花を
晴る紅枝垂れ
想い出は青
一つになれず抱いた心も
明日にはみんな消えるんだ...

本当の話をしよう
好きなもの一つなくて
心が動いたことすらなくて
正直みんな馬鹿にしか見えてないしな
なのに何で傷付くことがあるというの？
一人でこうまでしたのにさ
君が持っていたそれが僕にはなくて
僕は僕を諦めたのに
あの時初めて
心が動いた音がした...

バイト帰り
いつも通り
通過列車
吹き抜ける風
無限にループする毎日に
花束を添えて一歩
踏み出せ
汚いとか
嫌いだとか
誰も知らない？...