タグ「V系」のついた投稿作品一覧(16)
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碧い、華。
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Asphondylia(歌わせていただきました) ※カオス注意
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花街戯曲
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うたかた
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失恋世界
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ホリー・ガーデン
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手を繋いで歩いて行く二人の影 遠く、伸びて――
記憶の中、写真の中 彼女は老いることはなく
微笑いながら優しい眼差しを私に向けて佇む
白い吐息弾ませてはしゃぐ私と彼女
きらきらと舞い降りる輝き――
「雪だぁ」
「そうね」
手を繋いで歩いて行く二人の影 遠く伸びて
柊並木――聖なる園 倖せそうに微笑い...ホリー・ガーデン
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耶蘇基督
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月さえ無い夜空 風さえ無い平原
孤独に怯え 眠りに就けず
――苛立ちが昂まる
十字架に磔られた血塗れの
悪魔と謂われた神
そう深く突き刺してよ
僕が赦せないなら
錆槍の穂先を肋の奥に
冷たい風が夜を包み込む
――懐かしい感覚...耶蘇基督
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昊
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廃墟が散らばる街 腐臭を運ぶ風
灼き付いた儘の視界
瓦礫が埋め尽くして 肉片が転がり
足の踏み場も無い道
数秒の出来事 其迄の日常
凡てが混沌に堕ちてゆく
広がるは際限無き緋の彩
何處迄も漆く澱む藍
陽は翳り緑も虚無に帰し
鈍に染む 雲も雨さえも...昊
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人間様万歳世界 (初音ミクVer)
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初音
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春になって櫻が咲いて キミは俯いて
微かに震えてる指先で 鍵盤をなぞる
キミの褪めた でも何処かが暖かい其の眼差
――包み込むコトの出来ない心
其の横顔は凍り付いた儘 譜面見つめてる
茫漠とした虚ろな眸は 何も映さない
微風に流れて 此の部屋まで紛れ込んだ花弁
其の彩の様に 淡く切ない想い
キミ...春、さくら、サナトリウム。
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春、さくら、サナトリウム。
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「此れが届く頃には、私は此處に居ないでしょう。
お別れ申し上げます。独りに疲れました。
左手首に時間と共に刻んだ傷を見る度に思い出します。
もう、耐えられません……」
貴方の温もりと脈拍が胸を締め付ける
瓦斯燈に照らされた氷雨 煌いて
「貴方は、私を莫迦な女と嗤うでしょうか。
それとも、×少女めと憐...初音