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惚れた娘の後追いかけたのは いつの日のことだろうか
眠れぬ夜に星見上げた時の 想いは何処へ行った
つまづきながら誰かをさがし 気がつけばいつも独り
誰もが出会いと別れ 繰り返し生きてゆく
別れた人の数だけ 後ろ振り返り歩いてゆく
「好き」と言えずに別れていった あの娘は今どうしているだろう
時の...恋
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雪が降り出した街を 僕は駅に向かって
小さな鞄片手に ポケットには乗車券
ネオン燃える街並み 帰り急ぐ人たち
後ろ振り向けば 街は笑っている
ホームに響く汽笛の音に 後ろ髪引かれながら
僕は待つ人の下 帰って行く
夜の光の渦を見て 思い出すのは
君と歩いた街の 冬の風景
瞳閉じれば 懐かしいあの...帰郷 ~夜汽車と雪と~
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風が口ずさむ 別れの時が来たと
並木の桜を揺らしながら
思い出すのさ いつもそばにいた
みんなの笑顔と笑い声を
これから僕らは それぞれの道を
歩いてゆくけれど また会えるよね
離れてても この心には君たちがいる
そのことを支えにして 僕は歩いてゆく
君は泣きながら サヨナラ言うけれど
泣かずに君の...僕の心に 君の心に