やぎんちょの投稿作品一覧

蒼い蒼い　森の奥
深い深い　キイロの湖
迷い込んだ　哀れな子
羽もがれた　小さなサカナは
「さぁ　その手で僕の息を止めてくれ
月に帰ることも許されない」
小さな手で水をくみ
僕もろとも捨て去ってくれたら
冷たく月映す　水の奥底で絶望と希望をみずにすむ
この息が止まれば　僕はひらひらと...

今日も笑い　今日も泣き
同じようで違う　違うようで同じな
日々を僕らは過ごしていく
人と違うことを嫌い
人より優れたものを探す
君の一言が世界を変えた
僕は僕らしく生きればいい
今日も笑い　今日も泣き
同じようで違う　違うようで同じな
日々を僕らは過ごして来たけど...

赤い舌を踊らせて
銀のスプーンにひとかけら
貴方の気持ちは　揺れて　揺れて
適いそうもないわ
あぁ、美味なるお誘いを
白い矢を放って金のテーブルに恋する
魚の声と小鳥の音
愛する君は眠ったまま
蒼い瞳は何を見うる
ゆれて　ゆれる...

背伸びしても届かない
あなたに小さく手を向け
感じてたこの想いを　メロディーにのせて奏でるの
叶わない恋だと知っても
この鼓動の高鳴りは止まらず
あの空に儚く願うの
いつか私抱きしめて　「大好き」と
私はまだ知らないの
あなたの優しい体温
そよ風になびく髪も　私の瞳（め）には映らない...

「語り継がれる　黒い手紙
　愛と嫉妬と憎しみと
　語り解かれる青いはなし」
【愛しい愛しいお嬢さん】
『どうか私と永遠（とわ）のワルツを』
「どうか僕と恋の戯曲を」
【黒い光に照らされて彼らは何を思うのか】
『赤い未来を』　「白い未来を」
【ねぇ、幸せなのはどちら？】
『語り継がれる　愛の歴史...

白い地図を見つめるあなた
黒く染まった孤独な街
怯える　勇者は　暗闇で何を思う
色を夢みて
悲しみにくれる君の背に　
誰かが剣（けん）を刺すと謂うなら
君のぬくもりを抱きしめて　
私は犠牲にでもなりましょう
＊一応ストーリー制？です。
（真っ白な地図を広げて夢見る青年に、現実の汚い部分を知った大人た...

本当は知ってるんだ
君は僕のものじゃないこと
響くメールの着信音
聞こえる君の笑い声も
僕の脳をかきまぜてゆく
君が誰かと笑うなら　僕は君を閉じ込めよう
君が僕を嫌っても　　僕は君を離さないよ
欲ばりなんかじゃないでしょ？
君と僕は二人でひとつなんて言わない
だけど君と僕はひとつが二人なんだ...