多江津 進

風さそう　川辺に立ちて　遠き日々を
想い出す　川面に浮かぶ　散りゆく桜
忘れられない　旅を想う
風さそう　浜辺に立ちて　遠き日々を
想い出す　港に浮かぶ　ウミネコの群れ
忘れられない　旅を想う
風さそう　海辺に立ちて　遠き日々を
想い出す　海原に飛び交う　カモメの群れ
忘れられない　旅を想う...

加茂の流れに　目をやれば
懐かしき日々を　想い出す
遥か彼方の　空見れば
瞼に浮かぶ　今は亡き友よ
想い出深き　京の街よ
友と旅した　想い出の
アルバム見ながら　想い出す
遥か彼方の　海見れば
岸壁望む　海鳴りの音よ
想い出深き　隠岐の海よ...

いつしか二人は　旅で出あって　いつしか二人は
語らう仲に　二人の愛は　育まられて
熱い想いを　確かめあって
愛は　果てしなく燃えるもの
固く結ばれた　二人の愛よ
いつしか二人は　肩を寄せ合い　いつしか二人は
肩抱く仲に　二人の愛は　育まられて
熱いときめきを　確かめあって
愛は　果てしなく燃えるもの...

君　僕　君と僕　二人が初めて
会った日は　小雨の降る
夜でした　傘もささず　話しして
そぞろ歩きの　東山
君　僕　君と僕　二人が初めて
デートした　月輝く
夜でした　時も忘れ　話しして
そぞろ歩きの　二寧坂
君　僕　君と僕　二人が初めて
手をつなぎ　夕陽映る...

車窓の彼方の　海は荒く白波立ち　私の歩む道も
荒波のごとく　生きてきた　繰り返し　繰り返し
挫折を味わう日々
だけど今は貴方がいる　壊れかけた私を支えてくれた
この世で一番大切な人
　
ああ～　貴方に出会って　生きる喜び楽しみを
与えてくれた　これからの人生
あなたとともに生きる
ああ～　かけがえの...