ゆきだるま

流れ出す感情 涙 今頬に
あの頃好きだった絵本のストーリー
になぞる様に見上げた仰ぐ空に
瞬く星たちがほらまたキラリ
光って消える 笑ってくれる
昨日の明日も過去になるトワイライト
逆さ周りの時計が鍵
まだ見ぬ破れた絵本のストーリー
手渡すごとに輝く
命の物語は...

Say Ho！ っと一息の午後
街角の喫茶店
お気に入りの音楽かけて
カチカチ刻むリズム
スプーンとお皿が
楽しく踊る
空に音符飛んでた
ぐんと響かすソラシドレ♪
足りないな タリラリラってね歌おうよ
ぐるぐるロリポップの時計は...

ひとりきりで眺めてた
雪どけの街
開けるつもりは無かった
あなたが拒んだプレゼント
恋は消えると知ってた
あのクリスマス
ネオンの明かり粉雪
寂しさ 照らして 際立つ
この間違いと
後悔の記憶...

最速炸裂予期せぬ ERROR で
神経プッツン爆裂 ALERT
ここはマジで NO MAGIC で REAL
錯綜錯乱プリプロセッサ
吐き出す COLOR は RED&YELLOW
間違いなくブッ飛ぶ VERSION β
ンgHzの脳ももう無能
止まらない暴走
構想で消えそうな理想と構造のDATA
...

銭湯裏の広場
割れかけのコンクリート
突き刺さる夕日
ギターに夢を叩いた
ただ一度ってもう一度
呼吸を忘れるほどのリズムで
さあ行こうって最高で
街が風が譜面になる
真っ赤な僕のヘビーゲージ
血のサビが奏でる今、明日はいずこ...

白く染まった帰り道
暖かい優しさの降る夜
少しずつ何かが変わりゆき
芽を出す寂しさに雪を被せていた
2人の道、分かついつもの公園の前
もう少しここにいたい
「もういい思い出ね」って君も
いつかこのあかりを見て想う日が来るんだ
この雪が溶ける頃には…
卒業。あと何回「またね」って言えるかな...

夕方6時、交差点
はぐれ蟻が目を閉じ
忘れていた衝動を
ビルのネオンに透かした
通り過ぎる人波
交わること無い平行線
ぐしゃぐしゃに塗りつぶし
終わらせるのも僕次第
廻り続けるレコードの
様にすり減る心...

黒を纏う妖しき気配
耳元の甘い囁きは罠
振り返っていけない
そいつは後ろにいる
ここは夢見る万華鏡
泣いている少女、目を開けた
妖艶な瞳に
囲まれ踊る
星屑が見え
快感が後悔に変わる...