タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(6)
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月が照らしてる水面(みなも)
淡き心の模様
肩に舞い降りた紅葉(くれは)
ひとつ波紋立てゆく
掠れ声は 雨に 消され
咲いた花は 何を 想い
時の中で 何を 背負い
詠う声は 何を 宿す
心に落ちた 言の葉は
音と共に 別れを紡いだ...月光の元で
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携帯握って 鳴るのを待ってる
君から届く 命令書
音が鳴る度 急いで見るの
迷惑メール 溜息毀れる
「お茶買ってきて」とか 「部屋片付けといて」と
言われるだけで 体は動く
僕は君の 下僕の一人さ
下僕であっても 僕は構わない
君が望めば すぐいくよ
音が鳴る度 思ってること...絶対着信
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君についた小さな嘘が鎖となって
言えなかった真実を
君の笑顔 焼き付いてる
歪むとこ見たくなくて
君のためだったの? 違うよ
僕自身のためだった
眩しすぎる君の笑顔
もっと見たくて求めたの
いつかバレ失っても
今は君に寄り添って...偽りの瞬き
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漆黒の闇の中で
静かに揺らめく蒼き炎は
夢を忘れた魂
哀れな灯(ひ)は闇に食われて
ここは悪夢ではない
常世の業(ごう)に溺れ 己を忘れた
哀れな愚者(ぐしゃ)が行きつく
救いの手もない死に場所
僕はこんなところで終われない
夢は次々生まれてゆくから...僕の居場所へ
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気づけば傍にはいつも 君という小さな温もり
隣が心地よくて ふたり「なかよし」
どんなに時が過ぎたって 変わらぬ居場所があった
わかっていたことはひとつ 答え見失っても 焦る必要ない
目標がなくっても 君の横にいれば
前にはきっとそこに 光る景色がある
あふれた涙ぬぐって 抱き合って心を通わし
温も...笑顔の君と
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長き時超え まみえる僕ら
亡くした記憶 明瞭に蘇る
空は闇満ち 町は死満ちる
昔と現在(いま) かわらぬ君がいる
ヒタイ アワセテ ココロ カワス
終わらせないために 僕らは進んだ
たとえ今死ねど また君と出逢いまた供に闘う
何度でも