作品一覧
その他
オンガク
私は放課後の校舎の階段を屋上に向かって上っていた。 そこには幼馴染の彼を呼び出している。 幼馴染。友達でも恋人でもない宙ぶらりんな関係。 きっと大人になれば別々の道を歩む事になるのだろう。 だけど、それではダメなのだ。 私は彼が愛おしい。 彼はどうかしら? 私と同じ気持ち? それとも迷惑に思う? …...
『小説』あなたが、愛おしい