OPUS

時には不安な気持ちも
みんなでひとつ束ねて
描けば笑顔のサインになる
遠くに飛行船が見えて
街角に花咲いたら
少しだけいいことある気がするの
今日も並木道　いつも通り歩く
そんな毎日が　続くように
当たり前の日々が　宝物だから
壊れそうなときは　支えあうよう...

窓越しの空に　聞こえたあの歌声
忘れてた大切なもの
そっと探し当てた
過ぎる日も　流れる星も
ひとつ瞬いては言葉になって
音を奏でたら　回り出す夜空
そう　確かに　見つけた光
それはいつの間にか大きな輪
繋がる想いは世界を包む
果てまで届くよう...

あふれ出しそうなくらいに
想いのせて回るこの星
それぞれに描くストーリー
暗いページもあって
どうしようもないね
誰かのかけがえのない日々が
黒い雲に覆われても
向こう側の空　いつの日にか
風がきっと晴らすように
さんさん命輝く...

ゆれるささやかな　きらめくかけらを
手のひらにそっと　拾い集め
ためらいがちに　差し出したその手
指先に確かな　熱を感じてる
いつか芽吹くと　小さい種を埋めて
キミの名を呼ぶ
物語を始めよう
たとえば　地平線まで　キミとみんなで歩く
大丈夫さ　ここにいると
思い出に手を振って進む...

First Light
歌／初音ミク
詞・曲・絵／OPUS
闇に輪郭溶けそうな夜明け前
モノクロの世界に色塗りに行こう
最初はいつも　そうゼロから
つまずいたって　もういちど
初めての音色
そっと踏み出して
明日のキミは...