野中ハロウィン

これは　愛だの恋だの憎悪なのか　曖昧加減のモンスター
空回る身元不明（アノニミティ）
―かさばりあうアポリア　狂うテオリア―
見えない　消えない　声と切々　空になった封書
その名前の在処？
知らない？要らない？　とめどなく　かく肌触った感情
壊れてく面影（グリザイル）は
―かさばりあうアポリア　狂う...

古びた　校舎の裏側で
僕らが学んだ声が今　響いている
すれ違い続けた　正門の
桜も いつまで　見れるだろう？
野球部の声　ブラスバンドの音が
交えて　闇鍋な通学路も
手繰り寄せた思い出のままあるのは
今だけなんだろうか？
同じ時　同じ場所　過ごした君は
いつの間にか　固唾に溶ける...

朝、目が覚めたら 同じことの繰り返し
「これから」のこと いつまでも聞かれ
右から左へ流れた理不尽なんで もういいや
―レイジネス "あの頃は" "この頃（ごろ）は" "この先から" 誰も見えないから―
「目を覚ませ」って 五月蠅（うるさ）いな わかってんだよ そんなこと
"イマドコニイル？"
僕の...

はいどーも
これからあなたのこと 初めて見る面影に
-エクストリーム Hello My New Gear さぁ-
あなただけの僕達を
さぁ
歌おう 話す
僕達は キミイロの ボクタチさ ja さぁ
はいどーも
これからあなたのもとへと 俗らしく出会う僕ら
-エクストリーム Hello My New ...

曖昧な言葉 内々失くしたものはまた溢れては消え
-現れてく 壊れてく 想い-
聞こえてた音も 君の温もりも
暗い位昏い冥い 靄に溶けて解けた
些細なことも 再来するこそあどに籠む夢の物語
-現れてく 壊れてく 想い-
淡い面影も 青い思い出も
無い勿乃亡い どこかへと零れる
-零れて散らばっている ...

露霜白みだす　かさばる気溜まり
飛び交う音無しの音
カルカ　ナルカ　カンタータ
から風　追われてる　冷たい言ノ葉
耳鳴りに閉ざされた
カタルシス　カレラ　パラノイア　パライソ
氷の鎖　砕かれた
さぁ　ドリーマーズ　リザベーション　ポジティブ　サルベージャー
冷たく凪がる　有象も無象も　見えないままで...

今　しどろもどろな　白い鍵盤を
赤い果実で濡らしましょう
嗚呼　撫ぜられた番　汚れた声を
途切れないように　塞いでる
君の顔　君の声　ちらりと映る
その度に　心が苛まれていく
面影を　認めてた数の分だけ
知らず知らず気付いていたんだ
君に気付かれたいと願う言霊
何も言えない口元もどかしくて...

さぁさぁ　お目覚めは　レゾリューション
暗がり　お喋り　イリュージョン
おバケが集まれば　ハチャメチャ
ごった返しで歌え　トリックスター
メーデー　おぼろげな　キャンドル
朝まで　お出かけ　ファントム
クロネコと踊れば　メチャクチャ
真っ暗い月が　お出迎えに来るぞ
テラーリズムで　ピアノリズムで　踊...

消えない木霊が　呻いてる半宵
―融けてゆく　揺れている　ヘドニズム―
零れていく　メンション
愛撫も綏撫も　ここにないや
散漫していく　頭のパズル
見えない心を　虚で蓋した
―融けてゆく　揺れている　ヘドニズム―
ひび割れてる　セッション
浮つく足元も　踏めないや
冷たく流れる　肥大なヘドロ...

PartyNightFever Burning　咲かせ
空に　今宵飛ばせ
照明　泡の如く　篝れ篝れ
PartyNightFever Burning　咲かせ
空に　さぁ　酔い飛ばせ
コスモスに創痕を刻め
らっぱっぱっぱら　ぱらさいとれ
宵闇に暮れた　お祭りの波
屋台の香りに埋もれた花咲く恋路
空と宇宙...

コンプリートサイレンス
はいはい皆さん　ご起立どうぞ
え、ギターもベースもなんにもないです
静かにマナーモードでお送りします
さあ　手拍子、合いの手　纏めてどうぞ
え、これ宗教みたいで怖いです嫌です
でも慣れてきました　慣れって怖いね
オイコラギターとか鳴らしてんじゃねーぞサイレンスしろよサイレンス...

嗚呼
埋もれた夜の夢に　リアルが混ざり合う
ハイライト　ネオンに揺らめいた
電波とオバケくらいしかいないこの町に
転がり込んでいこうぜ
アラクレマニア
呼び集まれ
Hey C'mon-C'mon！ Luminight！
今　占拠した夜溜まり
ネオンが空を染めてく...

明鏡　光の差し込む　水とほたれてる
鳥の鳴き声　零れ落ちた
陽の昇る空を往く　滴る風に
淀む声　揺らしていた
移ろいに吹く時も　答えに惑う星屑も
揺蕩い続けている
Ah... Close Your Eyes
声が聞こえる　群青に咲いた
こそばく潮づく　巡る睡蓮花
泡沫響け　水面の世界の...

見えない音が鳴る　聞こえない文字が
足音に消されて　-僕らは同一人物(べつじん)-
隔絶された歌　外に？内側に？
手を伸ばし遠のく　-僕らは同一人物-
溢した袂から　切れない抜け殻
音もなく消えてく　-僕らは同一人物-
喉を蹴り生まれた　言の葉が作る
"安らぎ"は嘘吐き　-僕らは同一人物-
市民権を...