ちよこれいと

3年ぶりだっていうのに
あいつはちっとも変わってない
遅刻癖も
忘れっぽいのも
なにひとつ変わってない
体ばっか大きくなって
中身は小学生
どうしようもない人ね
もっと変わってくれてたら
この気持ちを捨てられたかも...

「これは想い人に気持ちを伝えたかった人のお話です。」
「どうぞお聞きくださいませ♥」
彼は同じクラスの
いつも窓にもたれかかる
彼女に恋をしていた。
この気持ちを見つけたのは
つい最近。
笑う彼女。
居眠りする彼女。
ため息する彼女。...

それはいつも入ってる
2つに折られたメモ用紙
中には整頓された綺麗な
メッセージ
1週間前は「応援してる」
昨日は「大丈夫」
今日は「君ならできる」
いつも見透いたように届く
名も無いメッセージ
これを書くのは...

「これは友人の一番でいたかった人のお話です。」
「どうぞお聞きくださいませ♥」
彼女は小学校からの
親友と同じ高校に入って
少し浮かれていた。
親友に好きな人が
いるなんて知らずに…
巡る巡る毎日が
こんな風に過ぎていけばいいのに
これからもずっと...

「これはただ人に愛されたかった人のお話です。」
「どうぞお聞きくださいませ♥」
彼は気持ちを
みんなに配っても
容器(心)に入らず
棄てられる
どうして？
こんなにも
「愛」を
わたしてるのに...

ほんとの顔なんて
ワカラナイ
いつも周りの仲間(やつら)に
見せる顔なんて
たかがしれているだろう？
「信頼」「仲間」そんな
言葉に踊らされて
バカなやつらだ。
誰も僕の本性(正体)なんて
知らないのにね(笑)...

いつだって君は太陽(ひかり)の下
背筋を伸ばし
胸を張って
凛とたっている君のことが
大好きだ
君は僕の一番の花
毎日話しかけるよ
毎日歌うよ
今日も大輪の花を
見せてくれ...

中学を卒業して友達(周り)が
高校にいくから流されてみたけど
その後は一体どうするんだろう？
自分のことなのに
うまく設計図に書き込めないや
隣の君は大学へ
後ろの君は調理師に
じゃあ僕はなにをするのだろう？
周りはどんどん自分の色を
決めていくのに...

どれだけ一緒の写真に写っても
やっぱりお別れはやって来るのね
いわゆる君と私は幼なじみ(親友)
どれくらいの時を共にしたのかな
これからもずっと笑いあっていける
と思ってたのに…
でも私たちはどこにいったって
一生フレンズ
君が都会に疲れた時
私は田舎(ここ)で待ってるよ...

君がもう悲しまないよう
僕の気持ちはこの箱(心)の中にしまおう
「ダイスキダヨ」
一度は吐き出したこの言葉
でも君には重すぎたようで
優しさで強く突き返されてしまったよ
僕は何重にも箱(心)に蓋をして
この気持ちが粉々に消えていくのを
こんなにも待っているのに
どうしてだろう？...

わぁみてみて！
こんなとこに綺麗なFLOWERが咲いているの！
りんごみたいなLED、空みたいなBRUE、レモンみたいなYELLOW、
とても色鮮やかでしょ！
あ！そー言えば！今日のLUCKYCOLOR、
Yellow だった気がするや！
私はなんでも楽しくする天才★
私にかかれば悲しいことなんて何...

あぁ　また下らない日常に戻らなければならないの？
せっかく夢の世界で会うことができたのに
こんな世界から早く抜け出して
あなたとずっと同じ時を過ごすことができたならなんて素晴らしいのでしょう
みんなみんな忘れて
私とあなた永遠の中で空っぽになるまで
踊り明かしましょう
あなただけは私が守り抜いて見せ...