それはいつも入ってる
2つに折られたメモ用紙
中には整頓された綺麗な
メッセージ

1週間前は「応援してる」
昨日は「大丈夫」
今日は「君ならできる」

いつも見透いたように届く
名も無いメッセージ
これを書くのは
「一体だあれ?」

あの言葉には魔法がかかっているのかな
見るだけで
心の底から
温かくて幸せなものが
たくさん溢れてくる

それは今日も入ってた
2つに折られたメモ用紙
中にはいつもと違う
メッセージ

「今日の放課後
伝えたいことがあります。
屋上で待ってます。」

これにも魔法はかかっているのかな
わからないから
知りたいから
名も無いメッセンジャーに
会いに行こう

少年「僕は君が好きだ‼
直接言えないから
メッセージで君に笑顔になってもらいたかった」

彼は震えながら続けた

「でもこれからは
メッセージじゃなくて
僕が隣で君を
笑顔にしたいんだ」

私は応える

「お願いします」


彼は弱虫メッセンジャー
だけど私の
大切なメッセンジャー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

弱虫メッセンジャー 曲募集中

10回目です。

たまにはハッピーな歌詞も書きたかったんで書きました

補足でーーす。
少女目線の歌詞です。
いつも机の中に入っているメッセージ
に勇気づけられていた彼女は
メッセンジャーからの告白に応じるお話です。

閲覧数:39

投稿日:2016/04/28 17:00:59

文字数:438文字

カテゴリ:歌詞

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