姫奈

いつも見てた　君の横顔
目が合うと　はにかんでくれた
そんな君が好きで
いつか伝えたい
好きって言葉を
僕が好きと言う時まで
君は待ってくれるのかな
この想いはなくならないから
だから伝えるよ　僕の口から
ある日聞いた　君の好きな人...

…逢いたいのに。
私達は、逢うことは出来ない。
本当に…辛いよね……
「好きだよ」
って、言ってくれた君。
本気じゃないことくらい、分かってた。
けど、私は………
…―君のことが、好きだった。
自分の気持ちが分からなくなる時もあった。
すれ違いに、泣いた日もたくさんあった。...

何もかも投げ出して
泣き出したくなっても
決して涙を
見せなかった私
そんな時君は
優しく支えてくれた
辛い時は泣いていいよと
言ってくれた
君に甘えてばかりで
君の痛みを...

君と出逢った季節を
私はずっと忘れない
この季節が来るたび
君のことを思い出す
目を閉じれば
浮かぶ君の笑顔
あの日言わなければ
まだ君の笑顔が見れたのかな？
君のことが好きなのに
運命は...

「さよなら」
君は静かに僕に告げた。
僕は俯いて、何も言えなかった。
―…一緒に登下校した日々。
―…初めて手を繋いだ日。
―…君と２人で出かけた日。
俯いたまま、僕の脳裏を掠めるのは君との想い出ばかり。
どうして…どうして、こんなことになっちゃったんだろうね…。
僕は顔をあげて、君に言った。
「さ...

いつも君と見てた
青く澄んだ空
もう君はいないけど
私は空を見てるよ
１人で見る空は
なんだか霞んで見えないや
気が付かないうちに
私の頬に涙が伝う
君と見てた空は
綺麗な青空だった...

嫌なことがあると
目を閉じて見ないフリ
そんな自分が嫌で
つい　目から涙が零れる
ある日君が教えてくれた
川原の芝生に座ってみた
ふと顔を上げると
透き通った空色が
私の目に焼きつく
私のレンズに映る空...

君は僕の側にいるよね
お願いだから
僕を１人にしないで
なんて言えたらいいのにな
僕にそんなこと
言う資格なんてない
だって僕は
君を困らせるから
さよならと告げた君は
僕から背を向け歩いてゆく...

いつも君と描いてた
真っ白なキャンパスに
色んな色を散りばめて
１人で描いてた時とは
違う色が
キャンパスに広がっていく
もっともっと広げよう
大きなキャンパスの前で
君と“色”を紡いでゆく
なんだかとても楽しい...

ひとりぼっちで
叫び続ける
彼の名を
声枯れるまで
彼に届くハズないのに…
叫び声が虚空に消える
それでも叫ぶ
いつか彼に私の声が
届くならば
この言葉を彼に叫ぶの...

いつもと違う　君の表情
ちょっと大人びててドキッとする俺
そういや少し　髪伸びたよな？
俺が気付かないわけないだろ
だって…
君のことが…
ずっとスキだから
「君のことがスキだよ」
なんて言えたらいいのに
でもそう簡単に...