作品一覧
その他
オンガク
―あれは蝉が鳴きはじめる、かんかん照りの猛暑日だった。 僕等はそんな日に出逢ったんだよね…。 僕は陸上部の新部員として、沢山の汗を滝の様に流していた時、帽子をかぶり、夏にも関わらず長袖とスラッと長い白い脚を包み隠す様に白く綺麗なロングのスカートを着た君が僕の顔にタオルを押し付け、走り去った。 あれが...
僕は君へ*君は僕へ