ぽてとまと

明日になれば僕らは
もう子供のままじゃいられない
モラトリアム風の奴らに
唾を吐き捨てたい
追いかけている夢は
いつも夢のまんまで
パワハラみたいな心が
僕を辞めさせる
あーあいつか幸せになれるかな
あーあ明日が来るのが怖いのは...

映画の中のヒロインみたいに、
いつかヒーローがやってきて
お姫様抱っこで私を救ってくれたらなんて
午後の3時
あなたを横目にそんなこと
考えてるのごめんね
お伽話とかにうつつを抜かしてる暇はないの
だけど、夢の国に行くくらいの暇はあるよ
もっとロマンチックに生きたいの
甘い恋もしてみたいの...

永遠という幻を僕は知っていて
いつか君がいなくなることも
僕は気づいている
幸せは永遠の中には無くて
でも永遠という言葉が僕を幸せにしていた
僕が君にいえやしないことも
君に隠しておきたいことも
君は気づいている
ただ忘れられない関係が
ただやめられないだけ...

朝日が昇るように死んでいく僕らの
誰にも言えない鬱屈した日々に
砂糖でできたバカな大人が
暴言を吐く
消えてしまいたいと思った夜は
いつも通り輝いていて
アイツに会おうと思ったところで
同じ明日が来るのさ
きっとどんなに病んだって悩んだって
変わらないものは変わらないし...

案外非常事態なのかもね
あなたと私のこの距離は
あんなに好きって言ったのに
愛されてると思ったのに
意外と別れはあっさりね
今更言うことはないわ、けれど
嫌よなんであなたに好きな子が
居るのはちょっと計算外だった
走って走って走って走って走って
躓いて転んでまた眠って...

テレビを見ながらあなたが言う
「今日は傘がいる」
雨の日も雪の日も約束は破らない
蜂蜜みたいなあなたが言う
「今日はどこ行く？」
黄金色の溢れ出す微笑みとともに
どろりと心に流れこんで
私の身体が溶け出す
砂糖を溶かしたよう甘ったるい重さ
昼寝どきの睡魔みたいに私にのしかかるような...

週末の午後8時
party nightで騒ごうぜ
いつものdance floorに集まって
体裁なんて気にしないで
そんな戸惑ってないで
まだまだこれから見惚れちゃダメだよ
sexyに決めるぜdance
君のheartへbang
脳内が熱くburn
もうクラクラでイッちゃっていいよ...

眠れない部屋と頭痛
時計の針の足音
宇宙人と遭遇した午前0時の
ブルーライトの攻撃
明日を思う憂鬱
あれは彼女の杞憂
不特定多数の夢中
時計の針が狂う
結果論と浮気
他人事な気持ち...

やる気がないわけじゃない
夢がないわけでもない
やる気が仕事しないだけ
夢が壮大すぎるだけ
無愛想なわけじゃない
話聞いてないわけじゃない
一応テレパシー送ってるし
考え事でいっぱいなの
眠そうな顔してるけど
睡眠はしっかり8時間...

上を見れば天国があって
下を見れば僕がいて
いつもと変わらぬ日常の
宣戦布告と開戦の合図
平等主義なんて言葉は
矛盾した現実を見逃して
世界平和なんて望みは
ただの口癖でしかない
もしも僕が神様になれたら
きっと君の気持ちもわかるだろうか...