Materia

遠くから見てるだけではち切れそうな心臓が
うるさくて仕方ない毎日を過ごして来た
このままあやふやなまま過ぎてゆきそうな時間が
苦しくて仕方ない毎日を過ごして来た
O15 123
15 123
15 123
O　1
伝えて　あなたへ　些細な　思いの丈を
いつの日にか消えてしまって...

普段通りのやりとりも
別世界への入り口となって
油断できない好奇心が暴れてしまう事もある
破談していた約束も
薄化粧へと変わり果てて
余談などない思い出が一人歩きする毎日
磁石のように離れない
繋がれた手で歩くよ
どんなに高い壁も2人で飛び越える未来を信じるんだ
どこまでも・・・...

遠くに浮かぶ雲が泳いでるよ
鳥が羽を広げ飛び立ってゆく
微睡みの中で聴いた子守唄は
君が教えてくれた道しるべ
一瞬で逃げてしまうくらいだったら
好き勝手できる時間が欲しいだけ
儚い夢は安心をヒントに彷徨い続ける亡霊
優しい声を求め続けたあの長い夜とお別れ
さよなら
遠くで笑う君が手を振っている...

心の中で見つけた二人だけの思い出に
ときめいている不思議　この気持ち　
このまま続いて　
夕日の色に街が染まって
風の音だけのこんな日は
遠い記憶の君と僕が
走る姿を思い出す
息を切らし駆けた土手の上で　見えた景色広がるどこまでも
掴めなくなって届かなくなった　遠い空に消えた光は
星屑になって散り散...

雨上がりの空と水たまりの群れが
僕の胸を高鳴らせる
踏み出された一歩を思い返す間もなく
大地を蹴って走り出すよ
とめどない雲の流れを見つめて
行く先を考えている
流した涙も溢れ出る悩みも
喜びに変えて飛び立とう
誰も知らない希望の花を
探し出してみせるんだ...

ジンジャースケルトン
ジンジャースケルトン
これじゃ捨てるのひと苦労
ジンジャースケルトン
ジンジャースケルトン
それじゃ売れるのひと呼吸
死んじゃ拗ねるの？
死んじゃ拗ねるよ
それじゃ暮れるよ？ふた苦労
ジンジャースケルトン...

白の砂と青の水と　黒の空が覆う世界
さざ波と鳥の歌に　身を委ね待ちぼうけ
鼓動の音を隠しきれずに
降り注がれる　光の雨を願うよ
止まった秒針が、動き出す音がした
素直に笑える事を　あなたに伝えたいだけ
どんなに小さな事も　僕には大きすぎるの
一途に恋する事も　いつの日か叶うのなら
どんなに些細な事も...

「マジックガーランド」
カラフルに着飾った　もみの木の存在が
お祭りの始まりを僕に教える
騒ぎだす街並と　溢れゆくネオン達
かじかむ指を　覆い隠した
忘れる事の無い思い出は
僕らの宝箱に仕舞っておくよ
夢にまで見た様なひとときを過ごせずに
僕は一人しゃれたテーブルにうつぶせる
君とまた会えるなら、雲...

退屈な日々すら溶け出すほど
きらめいた海に優しさがこぼれる
このままさざなみの音に
寄り添う時間を過ごしていた
ときめきを照らし合わせて前に進んだ。後悔は無いさ
パノラマを見据えた先に写る世界を、刻み込んだ
憂鬱な日々すら忘れるほど
華やいだ空に切なさを覚える
このまま積雲の群れに
見とれる時間を過...

さあ、始まるよ僕の願った日々
そして別れのとき
ほら、歌いだすよいつも見てた雲
少し違う言葉
清々しい青さの先に
見える未来の形を
手に取るまでの時間が
楽しみで仕方ないんだ
走り出しそうな世界を
この目に焼き付けるために...

「ビオトープ」
思い出　探す時間を　
どれくらい　かけただろう？
一つ一つ　集まるカケラ
イメージする　豊かさ
青く染まる　空の行方
願う　記録　この空間だけ
もう少しだけ　この目に焼き付けたい
そうして　また　ゆらめく　日々を見てるの
子守唄　声の主を...

「ゴーストファミリー」
部屋の隅でうずくまって泣いているの？
気付かれずに頬を伝った涙
濁りのない僕の体　通り過ぎる
逸らされてる視線にすら　手を伸ばす
部屋の隅でうずくまって泣いているの？
気付かれずに頬を伝って落ちて行く
踏みとどまる声と自己証明を掛けて
僕は歌う、僕は歌う　この白い声で
おはよ...