作品一覧
その他
オンガク
きっと、忘れないでしょう あの日の焼けた、陽の差す横顔 あなたの震える身体を抱いて 魔笛に耳澄ます午後の伽藍堂 きっと、忘れないでしょう 静かに咲き散る花弁に月と微笑 私は此処で、夢のまにまにを 嗚呼、眼に映る、景色が色褪せてゆく 嗚呼、この手で、千々に切り裂いてしまいたい 私に名前が在るなら、滴る...
葉桜と魔笛