ぴゃああああ。てな感じだね。 気まぐれに歌詞書いてたりしてるよ。
プロフィールを見る投稿作品6作品
もっと見る-
『秘めた思いはいずこかに
飛ばす願いは届くのか――』
悩みがあると、5年来共に付き合ってきた親友が言ってきた。
私は至って普通に引き受けた。内容の予想がついていたからだ。
「恋」についてだ。
彼女はどうも惚れやすい気質らしく、5年間の中で一目ぼれした人の数は
私が覚えている限りでは、15人...日常を、ぶっ壊せ。 -Lin:Side-
-
『大体のこんにちわ。
たくさんのさようなら――』
毎朝僕を急き立てるように起こす、目覚ましが壊れた。
いつもだらだらと二度寝に入りかける僕を叱咤するように鳴り続ける目覚ましが。
いつから使っていたなど覚えてもいないが、壊れてしまうとどこか物悲しい。
歯車の音が消えた目覚ましを、ベッドに放る...日常を、ぶっ壊せ。 -Len:Side-
-
『自我同一性』
プラスティックの玩具も投げ終わり
好きな女の子を苛めたり
仲間と体を動かし競い合った
そうして駆けていった僕等は
いつの間にか 大人の入り口だった
僕等はやっとそれに気づいて
驚いて 混乱して 拡散した
もう戻れない 進むしかない
まるで大きな風に押されているよう...『自我同一性』
-
-君の残響-
今は聞こえない その歌も
ばらばらに拡散しそうな 僕の心を
繋ぎ止めてくれたのは 君の残響
ねぇ そこに君はいたのかな
君が大好きだった あの水槽
君と僕で 水色のシートを貼った水槽は
光を受けると とても綺麗で
闇に融け入りそうなそうな 僕の顔に
反射してくる 逃げるのを許してくれ...-君の残響-
-
『桃色わた飴』
夜空に煌く 花火と君の髪飾り
綺麗だって言えなかった
なんだか今日は いつもより元気だね
僕の修復者は今とても忙しい
僕の手はいつまでも ポケットで温まったまま
君の無防備な右手は 寂しそうだ
それより君は 何が食べたい?
僕の宣告者はかなり頑張ってる
振り返った光は いつもとても可...『桃色わた飴』
-
『鏡から』
それはお前の為の鏡
きっと僕の為の道
鈍く光ったそれは まるでナイフ
その切っ先はどこに向いてる?
私欲に消えた偽善者は
お前を見ようとしないだろう
渇望して 絶望して
引っくり返すんだ 楽しいだろう
桃色の蝶は そうして舞うのだ...『鏡から』