愛世

水面に浮かんだ月の中であなたを見つけた
堕ちて行くことは分かっていた
喜怒哀楽 悲喜憂苦 切ないだけ
あなたが私にしてくれることは何もないの
だけど気づいて欲しい
だから私は歌ったの
どうしたらあなたに私の気持ちは届くの
この声があなたの心に届くのなら
私はいつまでも歌うから
声が枯れるまで...

「私達、会うのやめよう」
「・・・」
「ねぇ、今度の休みデートしない？」
「それで終わりにしようってこと・・・？」
「・・・うん」
「・・・分かった」
いつも通りのデート
「始まったばかりの映画みたいんだぁ」
「んじゃ、それ見に行こうよ」
「いいのっ！？ラッキー！」...

私から君への思いは沢山の言葉になって出ていった。
愛していたけど重すぎたのかな？いつからこんな気持ちになったのかな？
初めに歩み寄ったのはどっちだったっけ？
こんなにも長い時間を君と二人で過してきたのに、今は過去の思いでとして消え、二人で歩くこの先(未来)なんて見えるはずもない。
どうしてなんだろう...

僕たちが出会ったのは６年前だった。
お互い、甘え合うことなく、たまに喧嘩し、時には距離をとりながら、尊敬し、支え合い、お互いを大切にして大人へと成長してきた。
どちらからとなく、一緒に暮らしたいと思うようになり、同棲を始め、色々なことが落ち着いたら結婚しようと約束していた。
彼女と僕の共通の趣味は音...

誰だっけ？
数こなせば上手くなるって言ったのは
上手くなったのは逃げることばかり
臆病な自分はそのまんま
ヘッドフォンで耳を塞いで
目を瞑れば
この世界から消えられる気がした
ボリュームを下げて耳を澄ます　自分が居る　
この世界に浸っている　怖がりな自分が
気づかないフリをしていた...

私ねちょっと毎日が楽しくなったの
うとうとしてた授業も斜め前の君が気になって
いつからだろう？
目と目があっただけで
こんなに君にドキドキするようになったのは
どうして？
電流がピリピリ心に流れ出すの
パステルな光がこぼれだしていく
今ステキな世界で私恋してる☆
私ね最近笑顔が増えてきたの...

空を見上げると、思い出す
あなたが私のそばにいたこと
笑い合った記憶より
傷つけあった記憶が
鮮明に残っている
短い単純な言葉を
口にするのをためらって
大事な気持ちをあやふやにした
貴方を疑ってしまう
信じてもらえない気持...

ワタシの気持ちは意地を張ってばかり
いつも大切な人を傷つけて、
いつも大切なモノを失ってしまう。
太陽に笑うアナタを見た時
まぶしすぎて悲しくなった。
アナタはワタシとあまりにも違いすぎた。
沢山の「曖」でアナタをごまかしてきた。
沢山の「愛」でアナタを感じてきた。
沢山の「I」でアナタを苦しめてき...

『人は何に向かって生きていくの？』
誰かがそんなことを呟いた。
その呟きを聞いている人はいなくて、
誰もがその呟きの存在を知らなかった
誰も知らないから、
想いやることなんてできない
私はアナタを知らない・・・
アナタは私を知らない・・・
私のすぐ側で生きているキミでさえ
私はよく理解してないから...

自分の気持ちは意地を張ってばかり
いつも大切な人を傷つけて、
いつも大切なモノを失ってしまう。
太陽に笑うアナタを見つけた時
まぶしすぎて悲しくなった。
自分とあんなに違う
アナタを好きになってしまうのが怖かった。
いちばん愛しい＝アナタ。
いちばん嫌い＝ワタシ。
手離したくない＝アナタ。...

「私」は秤に賭けられた。
君の掌の秤に。
君の「夢」と共に・・・。
世界は広いんだと知った時
君は夢をみたんだね
君は私を優しく愛してくれるから
君が夢よりも私を大切にしてくれるから
私と君が一緒に生きるコトで
きっと君の夢はつぶれてしまうんだね
１度手を離してしまったら...

ため息は白い煙となって
冷たい空に消えていった
私も消えてしまいたいわ　今
ため息と共に　この冷たい空へ・・・
アナタと私はまじりあうコトもなく
エヌとエムの磁極のように引き合うコトもなく
はじきあうコトもないまま
So・・・
いつか二人で幸せだと思い合ったトキがあったね
本当にアナタは私に幸せだっ...

気づくことがないままに
いつからなんだろう・・・？
こんなに私とキミは
冷たくなってしまったのは。
ほつれないように
壊れないように
大切にしていたはずの
ガラスの赤い糸を
いつの間にか
見て見ぬふりをして...

自分勝手だってことくらい分かってる
勝手にアナタを好きになって
勝手にアナタを憎んで
馬鹿だなぁって想う
大丈夫だから心配なんてしないで
口ではそういってみるけれど
本当は一人じゃなんにもできない
泣き虫で臆病なワタシ
キミに涙なんて見せたりしない
これ以上弱いところを見せたくなくて・・・...

携帯の着信　名前の表示　いつまでたってもアナタは現れない
携帯を眺めている時間が　もどかしくなって
マナーモードを解除した　すぐに気づけるように・・・
目の前を歩く手を繋いだカップルが　前よりずっと羨ましかった
携帯の時計を見ると　２３：００過ぎ　もうダメなのかな・・・
どぉしてこんなに人を好きにな...

いつかこの想いは思い出に変わるのかな？
アナタの事を想う
この気持ちは消えてくの？
素敵じゃなくても
輝いていなくても
遠い記憶の私の思い出に変わっていくの？
アナタを見かけて
ドキドキしているあの時も、
アナタからのメールを
ワクワクしながら待っているあの時も...