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私が生きたいと願う未来は
きっとずっと変わらない世界で
今も昔も透明な私は
何かを繰り返すのはめんどうなんです
水たまりの上歩くたびに見つけた歪んだ私を
きっと君は知っていたんだね
めぐりめぐった世界で君と私が
すれ違い抱きしめあい見えなくなった世界で
ずっとずっと私は透明人間
君の手すら握れ ない...loss
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僕が忘れた記憶 抱いた少女が笑う
泣かないで 悲しまないでと
僕を抱きしめる温もりの意味は
なんなのですか
逃げるから追いかけた 答え
触れた指先から消えていった
僕の視界で笑う少女が あいしてると呟いて
それで何かが戻る気がして
繋がれた手 残る温もりが僕を苦しめる
君は誰で僕は誰で ねえ僕は誰な...**
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A
僕のこの心臓に君が立てた「一方通行(ひょうしき)」が
今もまだ抜けないんだ 絡まってんだ 僕
B
ボタン一つで繋がった世界に 僕の標識が立ってんだ
一方通行で通行止めの矛盾 早く開放してよ
S
並んで 絡んで 君の熱も感じられない場所で
笑って 泣いて 機械の熱を感じながら僕は
心に立てた標識の...標識少女
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A
うずくまって涙流してた
口を閉じて叫んでいたよ
歩き疲れた回廊をまた進む僕は
恐るおそる君の名を呼ぶんだ
B
頭のなかの君は笑って 泣いて 怒って
僕の為に愛をくれていたね
飾られた額縁の景色はいつか落ちて、堕ちて
S...記憶回廊
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落ちていった 雨粒が
僕の事を 隠すから
映らない僕は
ずっと此処で
いつまでも
透明な色で 待っている
誰か 気づいて
気づかないで
叫んだ 叫んだんだ
透明な声で...raining
-
何もない空間に ひとり取り残された
見たくもない世界が 見たくてしかたがなかった
色と呼べるモノも 音と呼べるモノも
ここには 何も なかった
空を仰いでみた 雲も虹もなかった
冷たい涙すら 流せなくて
静寂の中 ひとり 私は誰?
何もない心で ひとりからっぽだった
知りたくもない世界が 知りたくて...non
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a
僕のこの手に与えられた
才能は本当ちっぽけな物で
利用活用しないないまに
埃まみれゴミと化した
b
教科書にもノートにも
書かれていない 人間関係なんてのが
僕の頭の中 ぐるぐる回ってるんだ
s...現実否定主義者
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a
いつだって 鳴り響く
声の音 耳を塞いでいた
何度も 終わらない
回想に 首を振った
b
聞こえないフリ
忘れないで
君は独りなんだ
ずっと...ライアー
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a
駆けた夜の街の
転びそうな程暗い視界
朝はまだ遠くて
進むほどに離れてく
気がした
淡く溶けそうな感情が
曖昧に光を帯びて
「今」すら
忘れてしまいそうで...さよなら
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a
満月の夜に 街頭の下で
目に映ったゴミを 蹴り飛ばして
不満そうな顔で
濡れた地面を 踏みつけた
b
明日になれば きっと誰かが
僕を見つけてくれる
ような 気がしてた
それだけ なんだけど...タイトロープ