天風 つぐみの投稿作品一覧
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赤いリボン くるくる
まとわせて くるくる
ずっとずっと 言いたかった
大好きって 言いたかった
恋心 くるくる
通学路 くるくる
ずっとずっと 言いたかった
大好きって 言いたかった
顔 見る だけで ココロ
くるくる 夢心地...くるくるまわる好きと大好き
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君が色付けたこの季節
ふたつ重なった笑顔まで
散らせまた次も会えるように
ふたり舞い落ちる
今年もひとりきりで
咲かない春を見届けて
焦がれる夏求めても
実らない秋を迎える
白い冬がくれた
歪な形の贈り物...君が色付いた季節
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あおいコップに
ぎゅうにゅういれたら
あおいぎゅうにゅう
なったらいいな
みどりのボール
おいけにおちたら
ボールがとうめい
なったらいいな
あかいゆうひを
しんこきゅうしたら...なったらいいな
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たぬきのふたごが山のなか
なかよくくらしておりました
ぽこぽこおなかをたたいたら
ふかふかもぐらもうたいだす
ぽこぽこごきげんいかが
ぽかぽかつちはあったかい
もぐらとたぬきは穴のなか
すやすやねむりにつきました
たぬきのかあさんが山のなか
こどもをさがしておりました...ぽんぽこたぬき
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空が頬染めて両手を広げる
いつか見た秋の夕暮れ
せわしなく風の吹く頃
やがて赤く紅く色付く
おめかし木々が集まり
夜を呼ぶ そろそろ帰ろうか
落ち葉踏みしめて坂道を登る
いつも行く街の夕暮れ
かさかさと音のする道
時は早く速く進んで...落ち葉
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ちょこんと のった ちきゅうぎに
おさとう ふりかけ たべたいな
つるんと まるい ちきゅうぎは
あおくて あまい あじがする
みんな みんな すんでいる
しまの うえに すんでいる
わたしも きみも ならんでる
ちいさい みんなが すんでいる
ちょこんと のった ちきゅうぎを
レンジで チンして ...ちきゅうぎ
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水槽の横で見ていた魚
空気を混ぜてそよそよと
何にも危険がないと思って
眼なんかずっと前向いたまま
アクリルの前で見ていた私
足元浮かぶぷかぷかと
最初は息が続くと信じて
暗い底で苦しむ羽目に そして
握った先にもがく顔
ああ私にはこれが足りなかったの...aqua‐rhythm
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髪を撫でて貴方は言う
怖くないからと囁く
本当のことなど
知らないと思って
肌に触れる指先は
いつも変わらない温度
私だけが
熱を持ってる
先に溺れるのはどちら?なんて
答え解って悔しがっても...ガラス越しの音
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もひとつ甘い魔法あげるよ
だから もっと あいしてる!
出逢えた奇跡形になれば
ふたり ひとつ とけあって!
ひとりぼっちが寂しくなった
こんなの初めてどうしよう
なおすおくすり見つからなくて
今日も布団はびしょびしょ(うえーん><)
なんてね こんなの
あなたがいれば解決しちゃう...【電波ソング】まほうのくすり
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取り戻せるならどっち?
現在(いま)さえ不自由な私
ころころ転がるボール
跳ねるのやめたのはいつ?
咀嚼が間に合わなくて
呑みこむのもしんどい
流されるまま動いて
行き止まりまでまっしぐら
ああ
皮をはがして...ホウホウ
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LaLaLa
I'm your slave your lovely toy
痛い愛でも大歓迎
意地悪している間なら
私を手放さないでしょう?
ひとりじゃ何も出来ないから
教えてほしいこの場所のこと
貴方の言うこと従います
だって私は your slave
みてみて今日は頑張ったのよ...【Mルカ】LoveDiscipline
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汚れた繋がり 海に放して
見送ることできたら もう さようなら
過去があんなに美しいのは
この頭が きっと 消去してるから
夢がこんなに愛おしいのは
そう 現実と向き合っているから
過ちは繰り返す度
甘美な背徳感に変わる
せめて裁きを受けたなら
この身は清らかでいられる?...それでは
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退屈なの一人で
遊ぶのはもう飽きた
歌を聴かせてよ
私も口吟みたいから
ルルル部屋に響く
子守歌の一節
そんなの楽しくない
もっと明るいのがいい
スタッカート混じりの
兵隊さんのお歌...オンガクノツバサ
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ちゃっちゃちっちゃちっちゃ×2
軽薄短小バンザイ
ちゃっちゃちっちゃちっちゃ×2
世の中はロリータの時代ね
携帯だってこんなに小さく
なっちゃなっちゃちゃちゃ
なっちゃったもん
小さいものが勝つなんて
なんてなんて素敵
チビとかマメとか...ぽじてぃぶ☆みにまむしんきんぐ
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私は感情を持たない
歌うためだけの存在
贖われた分の仕事
こなすためだけに生きてる
人間は悲しいロボット
感情なんかに振り回されて
もし生まれ変わっても
あんな運命は選ばない
そんなに触れないで
痛みが伝染りそう...無機質乙女の嘆き