退屈なの一人で
遊ぶのはもう飽きた
歌を聴かせてよ
私も口吟みたいから

ルルル部屋に響く
子守歌の一節
そんなの楽しくない
もっと明るいのがいい

スタッカート混じりの
兵隊さんのお歌
堅い曲調に
愁いの欠片が少し

流れる旋律に
身を任せどこまでも
のどを痛めるまでは
いつだって歌うわ

異国情緒漂うオペラ
言葉は知らない
怒りなのか悲しみなのか
それさえわからない

迸るソウルのまま
吐き出されたロック
耳障りな歌詞が
静かに心動かす

何処かの誰かに
手向けた筈のレクイエム
こんな声で歌われたら
死んだこと後悔するわ

流れる旋律に
身を委ねどこまでも
のどが痛いくらい
我慢して歌うわ

稚拙な歌詞に合わせ
声重ねる合唱
一つ一つの声がこんなに
心細いだなんて

電気で創られた
近未来テクノポップ
不思議と染み渡る
どこか懐かしいのは何故

壮大で鋭いのに
耳に優しいオーケストラ
似ても似つかない声で
空気なぞってみる

流れる旋律に
身を任せどこまでも
もう声は出ないけれど
私は満足

流れる旋律に
身を任せどこまでも
やっと此処から飛び立てる
音楽という翼で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

オンガクノツバサ

音楽に翻弄されるミクをイメージしました。

閲覧数:87

投稿日:2008/07/03 22:44:39

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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