苔バーガー

買ったのは何日前でしょうか
忘れかけてた飲みかけの君
深い甘みだけを残してる
一緒に散歩に出ましょうか
夜道をふらりと行きましょう
星も顔を出さなくなったのは
いつからなのかもわからない
何故なのかは知ってるけれど
弾けた泡は　戻らないのね
あぁまるでそう　死んだ星みたい...

世界は味方じゃなくって
いつだって誰か指差して
自分の手も使わず追いやる
誰か手を引いてくれるだろうか
思いにふけって時に見放される
そんな場合じゃないだろう？
だって　立って　なんだって
誰かが足を引っ掛ける
転ばされてしまうこの世界
世界の声は怖くって...

部屋の隅っこの屑かごに
手を突っ込む女の子
汚い事はやめなさいと
大人はそれを止めるのです
私には何に見えたって
認めなくて
認められなくて
どうしてもそれが屑だって
言い捨てて
言い捨てられて...

同じ歩幅　歩く毎日
同じリズム　進む毎日
同じ洋服着まわし努力
でも変わることのない毎日
朝　昼　夜　また　朝
毎日続けていて
繰り返す僕らは
寄りかかり流れてる
チクタク刻むリズム
抜け出す出口は何処...

moon is beautiful,isn't it?
君にそう言ったなら
この気持ちに気付いてくれるのかな
気付いてくれと思いながら
ボクがそれを恐れてる
ただ挨拶をする程度のボクが
君に恋をするのはおかしいのかな
きっとまさかにも思われない
そんな思いこんな気持ちだけど
大事にしたいんだ...

明日明後日やればいいやって
いろんなもの投げ出したけど
一体いつ掬いあげるんだろう
だってベッドに入って目をつぶったなら
今日が迎えにきたんだ
いつまでも未来に期待よせて
歩き続けているのに
いつだってボクは今を過ごす
頭の中に映るボクとボクの
終わる事のない追いかけっこ...

新しい町に着いたほら
僕たちの番だ
降下準備オッケー？
ゴーグルつけて
傘も持ちました
布は無いけどいらないでしょう
寝床だった雲さんにさよなら
照明だったお日様にさよなら
微笑んでくれたお月さまには
ごめんなさいを残して行きます...

コンパスは置いてきたんだ
地図もないボクは今
夜風を追い風にして
地面をただ平面だけを
踏みしめて歩くんだ
高い所には目もくれず
高い所から見たらちっぽけだけどさ
ボクのいる底から見れば
高い所がちっぽけだよね
行きたい所なんて見えてるとこでいい...

あー
ダラダラ続く毎日
うだうだ呻く毎日
うー
あきあき呆れたフリ
そろそろいいんじゃないの
はー
さめざめ熱がないフリ
バレバレボクにはね
いぇー...

何処へ行ってか帰り道
好機の波にさらわれて
くぐりぬけたその暖簾（のれん）
なびくのは勝機
黄昏の時のみ
開かれる祭り
小人（こども）はお断り
美酒に飲まれて波乗れ
花鳥風月　猪鹿蝶（いのしかちょう）
美麗な景色に酔いしゃんせ...

すました顔していつだって余裕の振り
ばれてないって思ってるのかな
変わらない　本当にそうかな？
１つ　２つ
触れただけで見て
こんなに揺れてる
君のことわかってるつもり多分
そりゃ全部ってことないけど
どっちなのって聞かれたら
そりゃどっちでもないのさ...

ＧＯＩＮＧ　ＭＹ　ＷＡＹ
見本なし　分からない人生
辛いこと　悲しいこと　全部
踊って吹き飛ばせ！
楽しい音楽　ノリノリテンション準備して
最初はボリューム小さめ　一人練習
ボックス？クラップ？わからない言葉ばかりで
マニュアルポイ捨て　脳内削除
いーきますよー！
ほら...

一番光る星を目指して
黒がつつむ箱抜け出した
夢中で靴も忘れた脚には　
くすんだやんちゃなmemory
君しか見えずにずっと走ったけど
気がつけば二番目に光る星も
見失って　また黒い箱の中
君だけはそばにいる私だけの星！
そう思っていたんだよ
けど君も見えぬ空に泣く私一人...

花が咲き誇る夏
両手を伸ばし
空を仰いでみたら
思い浮かんだ君の
泣いていた顔
笑顔に変えたかった
一つ何か失敗して
落ち込んでた君に
素直じゃない僕は
”大丈夫”って言えなかった...

一つ諦める度
新しいものが目に入った
そんな小さい頃
確かに感じてた
差し出された君の手
何時だって握り返した
何よりずっと大きな
そんな存在
そんな君だったはずなのに
大きくなる度...