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シジュウカラ
あなたが教えてくれた　秘密の風の通り路
胸の中で辿って　木陰の淡い陽だまりで 光る　
遊ぶ虫たちの　踊る影に　そっと微笑む
あなたの強く輝いてた　藍色の瞳　抱きしめて
ほら、ごらん　山の向こうで
優しい風が呼んでる
翼を広げて　開くこの胸の
痛み　いつか　癒える朝が来る
溢れ出す想い　...

泡沫に溺れてる
０と１の幻想は
都会の蜃気楼
虹色に煌いた
真と偽の喧騒は
世界の走馬灯
立ち込める
霧（きり）
霞（かすみ）
靄（もや）...

【A】
増えたろうそく　嬉しくて
手を取り合って　はしゃいだの
まっすぐ明日を　見つめてた
振り返ることは　しなかった
【B】
二人で乗った　三輪車
今は壊れた　三輪車
【サビ】
早く大人に　なりたくて...

真白の天からそそぐ花
ふわりそよ風に遊ぶよ
遥か見渡せば銀の色
輝き焼き付けて
満ちた　光の先
歌う　淡雪
幾度も夢に見て
永久を想うよ
閉じた　瞳の裏
踊る　粉雪...

柔らかな風に乗り
木々は空へと向かい
キミは大きく背伸びをしていた
瞳にはたくさんの
希望が映ってたね
でも飛び立てずにうずくまっていたんだ
ねぇ　恐れなくていい
キミの背中には
白くて大きな羽
あるよ...

黒い雲千切れて 僕の空に拡がる
結晶には成れない 白い雨に凍える
君は何も知らず 紅く頬染め笑う
蒼く裂ける心 悟られまいと隠した
もし君がいつの日か 僕の手を取ってくれたら
薄氷の想いは 今砕け 溶けて消えゆく
竜胆色の空が 雲の切れ間から覗く
細い薬指の 翠玉が煌いた
新しい始まりへ 誰かと歩ん...

≪１番≫
Ａ
風に　透ける　なでしこ　秋の色
今は　遠き　あなたぞ　しのばるる
Ｂ
夏の宵　下駄の音　あいぞめの袖を
絡ませてあゆみし　この道も染まり
サビ
社の　かなたに　日暮れの　おとなひ
空に　うかぶ　　七日月を　むかへる...

空覆う雲、その中に　一点の光射す
其処から覗く　蒼い色
白の中に見える　蒼
その蒼に　何を視る
その蒼き懐に　抱かれて
キミは　何を知る
時と共に　白は流れて
蒼は姿を　現にする
その優しき眼差しで　見つめる為に...

流れる水のように
木の葉を揺らす風のように
凛々しく美しい
自然の如く
僕等を包み
癒してくれる
強気精神（こころ）の持ち主よ
広き心の持ち主よ
守る者の為
戦い続ける女戦士...

もう数え切れない程
この星に落ちる太陽と月
もう数え切れない程
空を見上げ想いを馳せただろう
時間を超越した　この宇宙（そら）
だけど私は　この宇宙の
一瞬で終わってしまうちっぽけなもので
それでも輝けるのならば　頑張ってみようかなんて
あなたを見たら想ったんだ
もう数え切れない程...