作品一覧
その他
オンガク
テキスト2
壁に沿って立ち並ぶプラタナスの影 グラスの向こうの景色と入れ替わる やがて僕の体も透明の中へ アスピリンは今日も効き目がないのに偉そうに笑う 向かい風に間違われてすぐに足跡も立ち止まって 僕たちは迷路からいつも遠ざかって 裸足で歩きなれたまわり道のあてもなくなって 曠野の果て 消えた名前も思い出せな...
記憶消失
田中B
君の透明 どこまでも青い空は 僕の憂鬱を飲み込んだ なんだかさ。 なんかないかなって、 奇跡が起きるのを待った 放課後のユーレイは 都市伝説のままで 温いサイダーはいらない 立ち上る泡を見ていた...
君の透明
コトバユキ