ブックマークした作品

【A】
咲いた　からだ
浮かぶ　こころ
満ちる　ひかり
わらう　あなた
【B】
くるりくるり　巡る（まわる）時経て
貴方思う声　届くでしょうか
【サビ】
春には　誇らしく咲き...

ピノキオＰの『ポンコツ天使』と、おにゅうＰの『祝ってやる』をつなげて、物語を書いてみました。
６ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
……どうでもいいけど、タイトルもうちょっと考えろよ自分……　orz...

　
音もなく　並んでた
白い朝の　蓮の花
理由（わけ）もなく　つたうのは
知らないなにかの　あたたかさ
何のため　誰のため
生きてるのって
自分の声さえ
からしたままで
まっすぐに　ゆれている...

ガランドウの机の上で
白いレースのテーブルクロス
次はシュガーポットにハチミツ
ジャムも用意しときましょう
大きなタナから引っぱり出した
おとっときのカップ達。
おゆはもうシュンシュンと沸いてます
さっくりとした焼き菓子で、
もうお迎えの準備は万端！！
早く来て！...

ふと見上げれば
南行（ゆ）き　ひこうき
どうぞ　お気をつけて
どうぞ　よい旅を
あなたの顔も名前も知りません
あー　だけど
ぼくはここにいます
喜びも哀しみも
幸せもせつなさも
ひとりきりでは　生まれないもの...

空に舞う花びらは　幾千の思い
繰り返す涙から　放たれた歌
*
賢しらな　玉章に　一片の　愛を
（サカシラナ　タマズサニ　ヒトヒラノ　アイヲ）
杯に　満たされん　逆夢の　哀
（サカズキニ　ミタサレン　サカユメノ　アイ）
情景に　点を欠く　徒な　花も
（ジョウケイニ　テンヲカク　イタズラナ　ハナモ）
憧...

その花弁に触れた瞬間
詩が聴こえた気がした
それはあまりに心地好く
耳に馴染んで離れずに
まるで夢の様な感覚に溺れ　
呼吸が苦しくなった
微睡みから醒めた午後
指先に滲む血が示す先に
儚くとも艶やかに
赤く染まりゆくその花の名は...