ブックマークした作品

見逃してください　厄年なんです
目をつぶってください　厄年なんです
見逃してくれないと　私の厄があなたに
移ってしまうかもね
みんな、ワクワク　わたし、ヤクヤク
前厄以上後厄未満　どまんなか
我慢してください　厄年なんです
気にしないでください　厄年なんです
我慢してくれないと　私の厄がテレビに
映...

ワケがあって　ふぞろいです
ワケがあって　傷ものです
ワケがあって　格安です
ワケがあって　ラララララ～♪
ワケありだけれど　よろしくね
ワケがあって　人間です
ワケがあって　中年です
ワケがあって　独身です
ワケがあって　ラララララ～♪
ワケありだけれど　よろしくね...

「私が笑うとどうなりますか」
「日照ります」
「そうですかじゃあもう笑わないことにします」
「是非そうして下さい」
「泣くとどうなりますか」
「雨が降ります」
「泣きますか」
「そうして下さい。豊作になれば皆喜びます」
「じゃあ泣きましょう」
「お願いします」...

空の色 映す鏡
底深く 沈む中へ
あなたまで 笑いながら
見送るは私の心
心照らすは送り火
浮かぶ心 輝いて
青空の境目 昇る太陽
命創る深海の果て
全てが還ってはまた生まれ逝く
変わる事無い輪廻の果てへ...

※()内は日本語拍数。参考までに。
肌に霜ふる雨に風(12)
浅く夜来て細い管(12)
窓は開けておこうか、だって、(13)
せめてこの世とつながっていたい。(15)
天井から剥がれて降る後悔は、(17)
キラキラと僕の目を刺す。(12)
痛い、痛い、悲しい、ごめんね、(14)
一人だから言える言葉...

あたたかな雨にふられて
やんわりと服が濡れ髪が濡れて
歩く
隣には猫
空には泥道
足元には見えないもの
愛おしい程憎らしい
世界と近所の全てのもの
愛しているよ
何故そんなにむくれたままで...

ふわり　くらり　しおやかに
ふらり　よろり　やおらかに
此も彼も軈ては　黒の夜の
消えゆく生命は　魂響の
須臾の天下を　磔刑に処し
珠数の稀覯も　土圭に濁り
ゆらり　るらり　たおやかに
くすり　くすり　したたかに
奸智 冤罪 呵責を説けよ
莞爾 嫣然 姑息と嗤え...

月の光が音を奏でながら降り積もる
私の上に　大地の上に　水面の上に
水面に落ちた音は反射され
月と水の月の二重奏
それに触れたくて
手を差し伸べる
途端に音は掻き消え
凍えるような静寂
もがくように
搾り出した声...

世界を見つめて歩いてる
１・２・３・４・５・６・７
ショウジョウバカマが咲いている
８・９・１０・１１・１２・１３・・・・
アハハハハ　アハハハハハハハハハハハ
擬似的狂気を帯びている
世界が欲しくて歩いてる
１・２・３・４・５・６・７
イヌノフグリが咲いている
８・９・１０・１１・１２・１３・・・...

キミの胸に揺れる旋律（おと）が　終章をむかえて
波紋のように　形無くして　消えていった
私は見送る幾百の人を　星が夜灼くまで
共鳴してた　想い出だけは　この胸に
キミの夢がキミの愛が　朽ちてゆくよ
いざ開け　深淵の扉
懐かしき闇に優しき唄を
記憶をのせて　舞うは餞（はなむけ）
最期（さいご）の涙が花...

キリキリおなかが 痛みだす呪文
訳のわからない 抽象的な 表現
明るく きらきら ワクワクするかんじ
カコヨク インパクトのあるかんじ
ワカーラナイ ワカーラナイ
エスパーじゃないし
ワカーラナイ ワカーラナイ
お前じゃないし
ズキズキ頭痛が 激しくなる呪文
伝わるわけない 内輪だけの 表現...

あせた色は鮮やかに
クレナイは綺麗に
僕の過去を照らすよ　照らしてくよ
罰だとか　罪だとか　愛だとか
そんな陳腐な言葉じゃなくて
それは僕なんだよ
足跡だけがはっきりして
道はどこですか
君は何ですか
僕はどうしたら、辿り着けますか？...